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赤城山ヒルクライム2022 30代 5位

9/25に群馬県で開催された赤城山ヒルクライムに参加してきました。出場クラスは一般男子B=30歳代クラスで結果は5位入賞でした。今回はこのレースの記録を残します。

赤城山ヒルクライムの目標

このレースは自分が今シーズン最も力を入れたいツールドおきなわまで1.5ヶ月というタイミングでの開催。トレーニングの中弛みさせないために出場を決めました。2019年に初めて出場しており、この時は1:00:12で30代7位でした。よって順位目標は3位以上の表彰台。タイム目標は1h以内としました。

レースまでのトレーニング

8月末に行われた乗鞍HCは腰痛のためにまともなトレーニングができず結果が振るいませんでした。よってそのリベンジという事で赤城山にはそれなりに気合は入ってました。練習メニューは基本は以下の通り。
月曜:1h L2
火曜:ZRLとL2
水曜:1h L3
木曜:SST20分×2
金曜:1h L2
土曜:ロング130~140km + 夜zwiftレース
日曜:ロング100~120km + 夜zwift L2
原則、おきなわを見据えたメニューだが週1回はSST 20分×2セットかzwiftのalpe登坂を実施。腰痛は改善へ向かってきた事もあり、だいぶパフォーマンスは復調してきました。alpe de zwiftは40:17であと少しで39分台というところまで戻ってきました。GarminコネクトのVO2maxも71→76と9月だけでも随分アップ。CTLも80→100まで上げてきました。レース直前は木曜まで上記のメニュー、その後軽めにする程度。体重は乗鞍と変わらず64kg。トレーニング後は62kg台になる状況。

例えばSST20分×2

レース前日

前日は群馬への移動日。愛知からだと車で400km弱だが渋滞もあり10時発17時に前橋駅前の宿着。早くつけばコース下見しようかと思っていたが、余裕はありませんでした。
晩御飯はコンビニで購入したパスタ大盛。昼ご飯が質素になったので夜にしっかり摂る形にしました。21時就寝しました。

ZWCジャージでレース出場は初めて


1000kcal近くあるパスタ

レース当日

起床は4時。会場が近いのでゆっくり支度できました。でも夜食べたパスタで朝ご飯はそんなに食べれずパン1つだけ。支度して、会場入り。
レース機材は乗鞍の時とほぼ同じ。違うのはサイコンがGarmin edge1040になったことと、ペダルがLook keo bladeからassiomaになった事。重量は7~7.1kg(ボトル&サイコン抜き)。
フレーム:emonda slr disc
ホイール:Aeolus RSL37
コンポ:Dura ace 9200
タイヤ:パナレーサーagilest light 25C Fr&Rr 6bar
チューブ:ヴィットリア ラテックスチューブ
ハンドル:s-works shallow bend 380mm
サドル:s-works power
ペダル:favero assioma

レース前の方針は以下の通りで至ってシンプル。
・ネットタイム計測なので焦らず後ろに並ぶ
・序盤は緩斜面なのでドラフティングの恩恵をしっかり受ける
・中盤以降勾配が上がる前に先頭集団に出てペースアップに備える
・特に誰をマークとは考えない。中盤以降に先頭集団にいる選手はみんな強い。

レース

レースは事前申告タイム順にスタートであり、エキスパートクラスの次の第2集団となった。
距離は20.8km 約1300m up。10kmまでは緩斜面、それ以降8~9%が長く続き、最終局面は少し緩む。よって中盤以降にレースは動く。
いざレーススタート。

計画通り、後ろの方に並び計測ラインを越えてから一気に前方へ。前半はペースはそこまで速くなく瞬く間に先頭付近へ合流。しばらく淡々と進んだ。毎度のごとく集団の右側に位置取りをする。この位置は万一前方でトラブルがあってもすぐに右の空きスペースへ避けれるし前方へ上りやすい。



途中、集団前方左で接触する音と落車と思われるトラブルがあったが、そこは難無くやり過ごす。
そして10kmを越えて勾配が上がったところからいよいよ頑張りどころ。

先頭のペースが上がる。一度6W/kg程度まで上がりその後5分5.5W/kg強を平均に上下する。その後5W/kgに落ち着くもそこからは我慢比べのような展開になった。一気に抜け出すようなアタックは起きず、かといってペースは全く緩まない。力尽きた選手がこぼれていく。



15km姫百合で15名程度。16kmで10名程度という感じ。

つづら折れの登坂が始まり自分も厳しくなってくる。それでもひたすら耐え続けたが、ついに無意識に一列棒状のラインから外れてしまった。大々17km付近。

無意識にライン外した


「あぁ、悔しいがここまでか。。」
実はこの時の状況を後から分析するとW'balは0以下になっており、日々の練習で養った燃料タンクは空になった状態だった(集団からちぎれたのは17km付近)。客観視しても出し切った状態だった。


残りゴールまではペースを刻みながら粘りの走り。そしてゴール前200mから腰を上げてもがいてゴール。



59:30 306W NP309W

タイム目標の1h切りは達成。順位目標の3位以内は届かず。

副賞はカップ麺

おきなわに向けて

今回赤城山ヒルクライムに向けてFTP付近を中心にトレーニングしてきた。だいぶ本来の力に戻ってきたと思う。これからはもっと短時間(1~5分)にも焦点を当ててトレーニングを積んでいく予定。あとはロング走をしっかりやって耐性を磨いていきたい。あと意外と盲点なのは季節の変わり目に入っていくので体調を崩さないようにする。良い体調あってこその良いトレーニングができる。あと1.5ヶ月頑張っていこう。

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