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日課を続けるために

私は日課として日記をつけています。

日記といっても1日1行だけ書けばいい1行日記(という言い方があるのかは不明ですが)です。内容も別に大したことはなく、“今日は何もなかった”だけの日もあります。まあ何もない日なんてないんですが。

これを続けて10年くらいになりそうで、そろそろ日記帳もかなりの冊数になってきました。

日記なんて誰かに見せるものでもないし、書いたことで得になることもないんですがなぜ書いているのか自分でもわかりません

ただ、個人的に人間にとって一番大切なものは「記憶」だと思っています。
私の好きな映画監督クリストファー・ノーランの作品「メメント」では10分間しか記憶の保てない主人公が出てきます。

これは極端な例ですが、人間の記憶はやがて薄れて忘れてしまう。一度読んだ本でも内容を忘れてもう一度買ってしまうなんてこともあったりなかったり。。

将来隠居した時に日記を見返して埋もれた記憶を呼び覚まそうと思ってますが、この習慣が10年近く続いているのはなぜだろうかと考えました。

このような日課を続けるには以下2つの条件が必要だと感じています。
1.制約を儲ける
2.ハードルを低くする

日記の場合

1行日記では、毎日必ず“1行以上”書くと言うのと、何もないと思ったときは“何もない”と書けば良いとしました。
日記というとそれなりの文章量が必要そうですが、そこを1行だけにしてさらに書く内容も決めています。
日記はこの2つがあるから続いているんだと思います。


フォトダイアリーの場合

過去には1日1枚写真を撮ってブログにアップするフォトダイアリーなんかもやってましたが結局やめてしまいました。
毎日外に出るわけでもないのでネタ探しに疲れ、やがてコンビニで買った夕食の写真が続いたりしてモチベーションが保てなくなりました。

これは写真というメディアの情報量を求めるあまりハードルが高すぎたことが原因かと思います。
またテーマ決めなどの制約もなかったためやることが漠然としすぎていました。例えば「空」とかそれこそ「食事」みたいな制約を儲ければずっと続いていた気がします。

お気に入りの文房具を使うことも大切

ペンは「LAMY SAFARI万年筆」を使っています。
これは完全に形から入っていて、万年筆がかっこいいから使っていますが、SAFARIは値段もお手頃で気分によって色を変えられるので気に入っています。

また、日記帳は今までMoleskine、ほぼ日、無印等々、色々なものを試してきて行き着いたのが「MDノート[文庫] 横罫」です。MDノートも様々なラインアップがあり色々と試しましたが、文庫サイズの横罫が文字量やサイズで一番しっくり来ました。


紙質もよく万年筆の裏抜けもしません。
縦中央に太い罫線が入っているのが珍しく、ここもかなりの決め手でした。これがあることで見開きで4日分の日記を書くことができます。

人間全くの自由よりもある程度縛られていた方が動きが良いと思います😁

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