自己紹介 episodio 2

無事、希望の調理師学校に入学。

建設されたばかりの吹き抜け新校舎、全国各地、時には海外からも集まる様々な年齢層の田舎とは比べものにならない程沢山の生徒数、レベルの高い食材や先生方。全てが新鮮で、毎日充実していて楽しかった。

住居は、あまり治安が良いところではないという情報もあったので、一人暮らしは諦め、自炊が出来る学校から近い寮の一人部屋にした。
皆賑やかで楽しかったし、その道を志している者同士、夢を語り合ったり、一緒に料理を作ったり、夜な夜な包丁を研いだり、時には恋愛話で盛り上がったり💕

入学当初から、厳しいと言われる飲食業界の話を聞き、心構えは自然と出来ていった。
今では少し緩和されたかもしれないけれど…特に日本料理なら坊主は当たり前、先輩から蹴られるのは当たり前、早朝から夜中まで働くのは当たり前!という業界。

各国様々な料理を勉強していく中で、食べるのが好きなのは日本料理。
だけど、一番興味を惹かれたのは、西洋料理だった。
私が通っていた学校は、西洋料理を専門で学ぶカレッジがあったり、フランス校🇫🇷があったり、ヨーロッパ食べ歩きツアーにも希望制(ひたすらレストランを回り、かなりの量を食べ歩くツアーらしい)で行ける環境。

このヨーロッパ旅行には行きたかったけど、幼少期の食べれないというトラウマがあり、行かないことを決めたが。

それまでは海外に行くということを全く想像していなかった私は、こういう選択肢もある環境って良いなぁ👏と思い始めた。

でも、中学生の頃から、英語は大の苦手😅外国語なんて私に出来るはずがないし、当然無理だろうと思い込んでいた。

episodio 3 に続く…

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