マガジンのカバー画像

日々書くノート

45
つらつら文章を書く。
運営しているクリエイター

記事一覧

アイデアをひろげる人。まとめる人。

Webサイト制作のオリエンを受けに客先へ。 「やること」は決まっているけど、「なすべきこと」と「やるべきこと」がふわっとしている段階からのご相談。 前もってオリエンシートや資料に目を通して疑問に思っていたことや、その会社や事業について深掘りしながらヒアリングをする。 あーかなこーかなと会話して、このプロジェクトのコンセプトとなるキーワードやアイデアをひろいあげていく。 僕は基本的にアイデアマンではない。と思う。「アイデアをひろげる」よりも「アイデアをまとめる」方が得意みた

こころを動かす

「あなたは何がしたいのですか?」ということを直接的にも間接的にも問われたときに、具体的な答えがパッとでないときはこう答えるようにしている。 「こころを動かすデザインをしたい。」 アイデアをまとめるとき、企画を考えるとき、デザインをレビューに出すときなど、各フェーズごとに「こころを動かすポイントはあるか?なくしていないか?」をチェックする。 造形的な部分だけではなくて、そのサービスやプロダクトの体験をとおして、こころを動かすポイントがないデザインは、誰かのためになる体験を提

いつも誰かが僕を成長させてくれていた

僕は年度が切り替わる4月に、毎年個人的な目標を設定するようにしていて 今年度は「人に会う」を目標にすることにした。 自分の成長グラフを見てみると、いつも誰かとの出会いや、人との会話から何かしらの気づきを得て数値が急激に高まることがよくあった。 人と会うという行為は、実際に五感を使った体験になるので、記事や本だけでは記憶に留められない事柄を映像として録画してくれているので、強く心と脳を突き動かすのかもしれない。 いつも僕を成長させてくれたのは、 仕事や本だけではなくて、

noteをサボったGW

GWに八重山諸島に旅行に行った。連日天気も良好で、ちょっと早めの大人の夏休みを満喫することができて、心も体もリフレッシュすることができた。 …ただ GW中は「毎日記事を投稿する!」という 最初のnote記事で決めた『自分ルール』を快楽に負けて破ることになってしまった。 noteに文章を書き初めていた頃の俺、約束守れなくてごめんよ。 なので、今度こそ自分との約束を守るために、ルールを変更することにした。 変更したルール|その1 Before①なんでも良いので毎日記事

GWにデザイナーが聞きたいpodcast

今日からGWがはじまり、明後日からの石垣島旅行に向けて麻疹ワクチンを打ちにいったり、podcastを聞きながら旅行の準備をしていた。 GWに実家に帰省したり、旅行に行ったりする人が多いとおもうけど、その間でもインプットを続けたいデザイナーにオススメなのはpodcast。 僕のオススメのpodcastは以下。 (説明書きは各podcastページのものを掲載) Takram cast TakramTakramのメンバーが、デザイン・テクノロジー・ビジネス・文学などの話題を

インプットした知識はチームでちゃんと機能する

インプットした知識をデザインやディレクションに活かしたい時、頭ではわかっていても、いまいちしっくりこない時があったりする。 そこで、周りのメンバーに相談すると、簡単に答えが導き出せたりすることが多い。「あーそれかー!」「確かになー!」といった感じで。 逆に自分がインプットしている知識領域で、誰かが迷ったり、悩んでいたりすると、スルスルと打開策を導き出せたりもする。 ビジネスを成功させるためのスキルとしてよく耳にする「ミクロとマクロ」とか「鳥の目、虫の目、魚の目」で揶揄され

デザイナーが組織について思考する日

「こうしたほうが組織としてブレイクスルーできるんじゃないかな?」 「人材育成のスピードをもっと上げる仕組みってつくれないのかな?」とか、普段から会社をより良くするにはどうしたら良いのかを考えている。 僕はマネージメントをする立場でもないのだが、 実家が観光地のお土産屋をしていたこともあり「もっとこうすれば良い(売れる)のに」と無意識に考えてしまう「思考の癖」みたいなものがある。 半期毎のマネージャーとの面談のタイミングで、育成に関しての提案や、組織の方向性について思うこと

デザイナーの「未来」について考えてみる

最近、デザイナーに求められるスキルが多くなり、ビジネスセンスさえも社会が求めるデザイナーのスキルのひとつとなってきている。10年前の自分が知ったら驚くだろうな。これから先の未来、デザイナーってどうなっていくのかなぁとぼんやりと思っていた。 Twitterのタイムラインに、こんな文章が流れてきた。 未来というのは、なんと20世紀的なコンセプトなんだろう。そして、ここに、もれなく貼り付いてくるテクノロジーということばの、なんと「近代」なことだろう。で、このふたつは、なんで

社内のメンバーの力を借りて勉強体質の組織をつくる

noteを読み書きするようになって、いろいろな人の記事を読んでは、「そんな考え方もあるんだ!」「そうそうそれそれ!超共感!」とたくさんの気づきや学びを得る機会が増え、日々脳と心を揺さぶらせてもらっている。 僕は通勤中や仕事の合間にインプットをして、朝か夜に記事を書いている。どれも自分の目線で、必要と思うことや面白そうだということをインプットしているのだけれど、収集している情報に偏りがある気がしていて、少し違った角度のインプットも欲しくなってきている。 そこで、社内のチャッ

川のある街

今日は一日中、家の中でのんびりする日だった。 人をダメにするソファーに体をどっぷりと沈めながらネットサーフィンをする。 するとこんな記事を見つけた。 川のある街に住むのが僕は好きで、前に住んでいたところも、今住んでいるところも、歩いて5分くらいのところに大河川が流れている。 川沿いは都心にもかかわらず、空が開けていて、ただ散歩するだけでも気持ちが良い。少年野球の練習を眺めながら、持参したお弁当とビールを体の中に流し込む。最高の休日だ。 SUUMOタウンで今回紹介されて

「コト」が変われば、味は変わる。

今日のお昼ご飯は「べっこう丼」。 伊豆大島へ釣りに行った時に、港にある客船待合所で食べた「べっこう丼」がめちゃうまで感動したので、家でも作って食べれるように、自分のお土産として「青唐辛子入りべっこう醤油」を買ってきた。 べっこう丼の作り方は簡単で ①酢飯をドンブリによそう。 ②「きざみ海苔」と「大葉」を刻んだものをふりかける。 ③「べっこう醤油」と「料理酒」を1:1の割合で混ぜたものに10分くらい漬け込んだ「白身の魚(今回はブリとイカ)」をのせる。 ④最後に「白ごま」

4月のルーティーン

今日の東京は初夏を匂わせる暖かい日だった。 毎年、この季節になると仕事の合間を縫って、銀座にあるgggギャラリーで行われるTDC展を観に行くのが慣例になっている。 4月は年度の始まりということもあって、デザイナーとしての原点でもあるタイポグラフィーの現在を体感しながら今の自分を見つめ直す。 自分のモチベーションをあげたり、思考を整えるルーティーンのひとつだ。 「何かを始めるにはいい日だな!」 そう思わせてくれるお気に入りの4月のルーティーン。 今年も何か新しいことにチ

人と話さない日

最近、ワイヤレス(Bluetooth)イヤホンを購入した。 外出や打ち合わせがない日は、デザインやアイデアを考える時にpodcastやSpotifyを聴きながら仕事をしている。 特別集中してやらねばならない時は、ミュージックに入っているお気に入りのプレイリストを耳から流し込み、世界をできるだけ遮断して、視覚と触覚の感覚を研ぎ澄ませるように促す。 これまでだと「あっトイレ行きたい」とか「キャビネの中にある資料取りたい」と思ったときに、iPhoneが充電中だったりして、iPh

新しいツールはとりあえず使ってみる

デザインとその周辺を生業としていると様々なアプリケーションやWebサービスのお世話になる。 社内とのやりとりであればチャットワークを使い、プロジェクト管理にはredmineやbacklog。資料作成であればPowerPointかGoogle スライド。個人のタスク管理には、今のところTrelloを使っている。もちろんAdobeのアプリケーションも一式。他にもたくさんのアプリケーションやWebサービスのお世話になっている。 「節操がない感じになっているから、もう少し使う