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そわそわして

そわそわしている。
明日、11/22は #文学フリマ東京  だ。
わたしは会場に行けないものの、本屋・生活綴方のブース(ター31)で『るるるるんvol.2』を発表する。
冷蔵庫をテーマにした小説三作品を収録している。

もともとは、文学フリマは目標にしていなかった時期もあった。まずは書くことに集中しよう、そう「るるるるん」の仲間と話しあって、丁寧に作っていくことを決めた。

それからローリングストーンって感じで今日に至る。明日、発表となる。
かわいいかわいい「るるるるん」が、愛されますように。
そわそわしている。

収録作品のご紹介。

かとうひろみ「コン、コン」
ひとんちの冷蔵庫の中の臭いがする。
小説のなかの「私」は、まるでわたしなのではないか。もしくは、隣の部屋のひと。
いつもの日常に、ぬるりと忍びよる「コン、コン」。

3月クララ「光の中で」
闇があるから光を感じることができる。
暗い街で、古い家で、わたししかいない家で。
クララの描く冷蔵庫からは、嗅いだことのない臭いがする。そして、忘れられないものになる。

UNI「おいていかれたから」
好きな道を思い描いてください。
好きなひとを思い出してください。
おきざりにされてください。

今夜は月が凛としていた。
ISSも見えた。
あきらめていたときに、ISSが見えた。
おもちゃみたいに光って走っていってしまった。
わたしがいるここだって、宇宙の一部なんだ、そう気づいた。
お月さま、ISSさま、「るるるるん」vol.2の旅立ちを、どうか見守ってください。

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