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1度で済まない(金融機関あるある)

母のゆうちょのカードの暗証番号を
何回も間違えてしまった。

ハイ!取引停止。

その途端に正しい暗証番号を思い出す。不思議。
あつこボケたのか。

ここから別口座に移動しないと
有料老人ホームへの支払いが困る。
専用口座から
毎月、それなりの金額が引き落とされているのだ。

土曜日だった。
取引停止を解除できない。

ーーーー

平日に
会社にお休みをもらって、
駅前のA郵便局に行く。

街がクリスマスモードでいっぱいだ。
郵便局でさえ、手作りのクリスマスツリーが飾ってある。

ーーーー
あつこ「すみません、かくかくしかじかで取引停止になってしまいました」

すっとした感じの30代くらいの女性の郵便局員さん。

「それでしたら、こちらの用紙に書いてください。」
解除ができるための用紙。

「この用紙に記入の上、お母様と代理人さんの証明書類を添えてください。
もちろん口座届出印を押すのも忘れないでください。」

やはり、こういう時には印鑑なんだな。
ーーー

家に帰る。

用紙
母のマイナンバーカード
私の運転免許証。
口座届出印 

を用意する

95歳にもなって、マイナンバーカードを作るのはどうなのかと思いながらいたが。
作っておいてよかった。
運転免許証もない母の本人確認書類として最強である。

そして、先ほどとは違うB郵便局へ
こちらの方が我が家に近いのだ。

ーーー

窓口にはちょっと小太りのおばさん職員さん。

事情説明して、用紙と確認書類2つを出す。
うん!カンペキ。

と、思っていたのだが、職員さんは、何やらごそごそと、棚から用紙を取り出している。

「こちらの用紙も書いてください」

え?見るとそれは委任状だった。

これ1つ問題があって。
委任状だから、母自身が書かなくてはいけないのだ。

ここで1日目が終了する。
ーーーー

土曜日に老人ホームを訪ねる。

幸いにも95歳の母は、
時間はかかるが、まだ字は書くことができる。
しかし、全部書かせるのは30分以上かかった。
手も震えていたし。
書けるだけでもありがたい。

住所、
母の名前、
代理人あつこの名前
電話番号

うん、カンペキ!(2回目)

ーーー
そして平日にお休みをもらって
家の近くのB郵便局に行く。

が、また呼ばれる。

「印鑑の登録がされていないようです」

え?機械に印鑑登録がされてない?
それはどういうことなのか。

たしかに母の通帳の
1枚目をめくると、印鑑が押されているところが真っ白で。

最近は通帳にも印鑑の登録をしなくなりましたよね。だから別に真っ白でもいいと思ってたんだけど。

「この前の通帳はありませんか?」と局員さん。

「多分その通帳には印鑑登録がされていて、上に緑色のシールが貼られてるんです」

「本当は通帳記帳するときに、その印鑑部分を張り替えなくちゃいけないんですけどね。そこの郵便局ではしなかったんですね」

よく考えると、もともと機械に印鑑登録もされていないのが問題なんじゃないか?
が、とにかく手続きをしなくてはいけない。

そこであつこ再び家に帰る

ーーーー
家の中をごそごそして、何とか見つけた前の通帳。

確かに1枚目をめくると印鑑が押されていて、その上にキラキラした透明な緑のシールが貼ってある。

さあ、郵便局に行くんだ。

ーーーー
郵便局の窓口は混み始めていた。
15分ほど待って、通帳を差し出す。
運良く先程の局員さんだ。

「ありがとうございます。これですね。それでは通帳に印鑑を張り替えます。」

が、局員さんはその後続けてこういったのだ。
「機械に印鑑を登録したいので、今印鑑持ってますか?」

あつこ、通帳を探すのに一生懸命で、印鑑が入っているかどうかを覚えていない。

リュックサックをごそごそ。

あった!

あー、もう一度家に帰らなくちゃいけないところだった。

印鑑を提出して
そこから5分ほど待って

ようやく制限が解除されたのである。

ーーーー
すぐに局内のATMに行って、現金を下ろすことができた。
これを引き落とし専用の都市銀行に預け直さなくてはいけない。
行け、あつこ。

はああああ。
朝1番で取り組んだのに、全部終わったら午後1時が過ぎていた。

お腹すいた。
ということで、今近くのタリーズ。


パンを温めてもらって、中身にクリームが入っていて嬉しかった。

くるみも入ってる

ーーー
喉が渇いていて、コーヒーを一気飲みしてしまった。

しかし、なんで。

最初に必要な書類を2枚ちゃんと渡してくれないんだろう。
なんで通帳付け替えるときに印鑑もちゃんと付け替えてくれなかったんだろう

いや、そもそもなんで印鑑が機械に登録されてないんだ?
(この辺は、私がきちんと理解していないのかもしれないが、確かに印鑑を機械に登録し直していた)

今回は郵便局だったが、
似たようなことがあって、都市銀行でも経験したことがある。
金融機関は1度じゃ済まないのだ。

ーーーー

今日の教訓は、以下の2点

1.銀行で手続きをするときには、身分証明から印鑑から、考えられるものは全部持っていくこと

2.書類を渡されても、これ以外に必要なものはないのか、再度確認すること

以上である。

はああああ。
水を飲み干して家に帰ろう。

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