今日は風が強かった。
仕事の休み時間に大急ぎで周りをウォーキング。

ずっとパソコンに向かっているので、体がガチガチだからだ。
強い風にあおられて、髪の毛がぐしゃぐしゃ。

思い出したのが、くまのプーさん。

強風の日に。

風の日おめでとう！
と、言って回るのだ。

歌うのだ。

「風の強い日のようで
風の強い日ですね
風の強い日に違いないね」

そう、

かぜーのつよいひに♪
ちがい、
ない、
ね♪

頭の中でリフレインしながら散歩を切り上げる。
休み時間はあっという間なのだ。

ーーー

今日は洗濯物をたくさん干してきたのに。

ベランダの外側に干したバスタオルは全部内側にひっくり返っているはず。

内側にめくれ上がったバスタオルの端っこが
かめ吉の水槽の中に入ってしまい
しっとりと濡れていたことがあった

カメの水を十分に吸ったタオル。
洗濯し直し決定だ。

はあああ。

1番迷惑だったのは、かめ吉だろう。

ベランダ散歩を終えて
入るべき水槽に水がない。
抗議の目でこちらを見た。

ーーーー
結婚したばかりの頃、マンションの8階に住んでいた。

そのマンションは、外から全体を見ると、ゆるく三角形になっていた。
ピラミッドがゆるやかになった感じだ。

ある日、洗濯物を干していて、うっかり落としてしまった。
8階から
3階のベランダに落ちた。

802号のベランダから
302号のベランダに落ちたのだ。

落としたものは？

あつこのパジャマ（上）

ボタンが取れてしまって
適当に手持ちのボタンをつけた。
ちぐはぐボタンのパジャマだった。

ピンクのパジャマ。
ピンクのボタン。
ひとつだけ、少し大きめの青いボタン。

取りに行かねばならないが。
当時、20代。

必死の思いで3階へ。

ーーー
チャイムを押す。

ピンポーン。。

。。。

人の良さそうな中年女性が顔を出した。

少しだけホッとしつつ。

「すみません。今お宅のベランダに洗濯物を落としてしまいました」

ちょっと待ってくださいね、と言われて待つことしばし。

渡されたパジャマは
まるでお店で売っているかのように、
美しくたたまれていた。

ピンクに、青のボタンが目立っていた。

あつこ、ペコペコ頭を下げて、
逃げるように家に戻ったのだった。

は、恥ずかしい。

ーーーー

恥ずかしがり屋で
気の小さいところは
60歳になってもあまり変わっていない。

今日の結論。

洗濯物はちゃんと洗濯バサミでしっかり止めましょう。
（そこなの？）