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判断するために決めた、3つのルール

疑う余地もなかった「働き方」がバッサバッサと見直しされはじめ、今は企業単位での判断項目が格段に増えましたね。
この意思決定の一角が物理出社の意義だったり、オフィス存在価値だったりで、働き方の再構築/パラダイムシフトを感じます。


それで、わたくし渥美まいこ、最近は「お月見の人」でしたが生業は会社員。FoodClipというメディアの事業責任者なので、到達したいKPIに対して日々戦っています。それはそれは‥胃も痛いし仕事量も増える一方‥。

なぜ私の仕事は終わらないのか?と見返してみたら、これまで暗黙の了解だった業務上のルールの見直しと説明機会に時間を使われていました。
成長スピードを左右する大きな判断もあり、この業務が結構重たい‥なんとか仕組み化できぬものかと‥思ってました。

決めること山積み。
だから「決めるルール」を定めた。

私が一番恐れているのが「場当たりな判断」なんだけどスピードも求められる。特定の仕組み化ができぬものかと数ヶ月動いていて、最近しっくりきた「決めるためのルール」が整ってきました。
あくまでN1 のルールですが、もしご参考になればとシェアさせていただきますね。

1. その判断は濁っていないか?
2. 適切な緊張感はあるか?
3. 見直しのタイミングは?どの状態になったら?

ポエム的な3つのルール。
順番にご説明させてください。

・・・・・

1. その判断は濁っていないか?

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まず「判断」する自分自身のコンディションを整えることが大事です。

心が乱れていると判断は乱れます。
保身とか怠惰な気持ち、邪心が潜んでいないかを一度振り返ります。

心が濁っていると良い仕事ができないなと痛感していて、在宅勤務がメインになった今はルーティンワークとして朝に部屋やデスクを掃除して、在宅だろうとメイクや着替えなどの身支度を従来通りします。誰かのためにではなく、自分のために、いい仕事を濃密にしたいから支度をします。

クリアな気持ちで向き合うと、判断もクリア。
仕事ぐらいは上機嫌でやりましょう。

2. 適切な緊張感はあるか?

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冒頭で述べた働き方改革における各論の判断(物理出社やリモートの弊害‥的な事案)の論点ってひっくるめると「適切な緊張感を創出できているか」に尽きる気がしています。

在宅勤務でも緊張感が保てるか、
管理職不要でも緊張感が保てるか、
とかそういうことだと思っていて、

やはりプロフェッショナルな組織って緊張感ありますよね。
各人が集中し実績に対する緊張感、締め切り、プレゼンなどの取り組みで適切に気を張っている。成果ができる組織とでない組織の目に見える差分は、この緊張感をいただく人×時間数の差なんだろうと思います。だから、緊張感(集中する時間の創出)はとても意識していて、

・この判断で、各人の緊張感が保たてるか
・緊張感のバランスは適切か

とか見ています。以前日経COMEMOさんで「平日朝からネトフリOKですか」という投稿募集されていました。「OKだよ」と回答されている方が思ったより多い印象でしたが、私の事業フェーズや状況下だったらNoです。
なぜなら行動に緊張感がないから。

同時に緊張感って取り扱い注意です。
仕事って持久戦だから、適量じゃないといけません。この適量は各々で変わりますよね、この緊張感の塩梅を見極めるのがマネージャーの仕事だろうと思います、はい。


3. 見直しのタイミングは?どの状態になったら?

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判断は下すことがゴールじゃなくてスタートだったりするから、
どの時期に/どんな指標で振り返るのか/どうしたら改訂するのかを、同時にまとめています。
思うような結果にならなくても、やり直せるならそれは失敗じゃないです。その認識を行動に落としておくと、自然に動き出せたりします。

・・・・・

業種職種、事業フェーズなどで一概に言えないことばかりだと思いますが、何かみなさんの参考になれば幸いです。



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