あつもり

日常での出来事、ふと気になったことなどを書いてみようと思います。 「うたよみん」という…

あつもり

日常での出来事、ふと気になったことなどを書いてみようと思います。 「うたよみん」という詩歌のサイトで短歌っぽいものの記録もしていました(2021〜)が、サイトがなくなるようで残念。。。折を見て、こちらへ移します。 プロフィールも置いているので確認してみてください。

最近の記事

【好き】森

湿って潤った森。 苔むした森。 そんな森はとても好きで、色とか匂いとか音に包まれていたくなる。 潤った森は苔も元気で艶やかだ。 自分の心も潤い満たされる気分になる。 その空間に吸い込まれ、溶け込んで、一体化して消えてしまいたくなる。 きっと生き物の気配もあるだろう。 きっと遠い昔の記憶もあるだろう。 きっと小川の始まりもあるだろう。 きっと明るさと暗さがあるだろう。 そんな場所が好きだ。

    • 【言葉】地域と国と

      ふらりと旅をすると、だいたい1人行動の自分は何故か関東人もしくは中国人だと思われるようだ。 想定であって確定ではないけれど、国際線に乗っていて、過去に数回、日本のパスポートを持った人に英語で話しかけられることがあって、日本人だと思われていないらしい、と気付く。。 日本人らしくないんだろうか…と自分で疑問に思うくらいに、飛行機の中と空港では確率の高い現象で。 両親は西日本なんだけど、祖母が1人、関東の人間で、その家でよく遊んでいたから、実は関西弁じゃないイントネーションもも

      • 【空】梅雨プラス

        台風2号が日本に大雨を降らせそう。 おかげさまで、先週末くらいから頭痛の繰り返し。 梅雨時は仕方ないなぁと思いつつも、晴れ渡る頭の中に出逢いたくもなる。 台風の影響も強くないといいなぁ。 そんなことを考えながら、用事のために出かけた。 途中に空手の道場があって、小学低学年くらいの子供たちの声が聞こえてくる。 お稽古までまだ少し時間があるのか、楽しそうな声。 何をやってるのかな?と覗くと、大きな扇風機に向かって『あ〜。我々は宇宙人である〜』と叫び、風で声が揺れるのを聴いて

        • 【夢】恋文

          学生時代にとても好きだった子と一緒に、自分の実家へ行くという、変な夢。しかも母親が一気にその子と仲良くなって、自分だけもの凄く寂しい思いをするという情けない感じ。。 懐かしかった。 とても好きだった気持ちを思い出した。 何年か前、同窓会で久しぶりに会った時、やっぱりいい子だなと思った。 今は友達の伴侶だけれど。笑 友達もいい子だから、いい夫婦だなとも思う。 そんな今日、5/23は『恋文の日』らしい。 今なら書けるかな。 『あの頃、あなたの事がとても好きでした』 あな

        【好き】森

          【植物】童心に

          最近、何人かで野菜を育て始めた。 実は昔、自宅のベランダで色々育ててた経験はあるんだけど、今はやってない。 あの頃は、まだ精神的に病んでいて、でも家にひとつの観葉植物を置き始めてから、『植物って愛情を与えるとちゃんと答えてくれる』と気付いた。 愛情の交換ができることが、自分の心の支えにかなり役立ってくれて、あっという間にベランダは野菜だらけ、家の中もジャングルみたいに観葉植物だらけになった。笑 お水をあげたいから、動けなかった朝も起きて、せっせと可愛がる。 ベランダの野菜

          【植物】童心に

          【空】荒れて

          時々、いろんなものを手離してしまいたくなる。 連絡を全て絶って、誰も知らない場所に行って、ひっそりと消えてしまいたくなる。 身体だったり心だったりが疲れているとき。 独りだと強く思ってしまったとき。 昔、この思いがひどかった頃があって、その時は死のうと思ってた。 もう食事も取れなかったし、眠ることもできなかったし、何をすることにも息をするのにも疲れてたし、静かになりたかった。消えてしまいたかった。 誰からも必要とされないと思った。 欲しいものも無い。 今いる意味はなんだ

          【空】荒れて

          【植物】愛って

          春は新緑の素敵な色に出会える。 なんだかそれが見たくて、軽い山に入った。 ちょうど紅葉、楓あたりもすごく素敵な色合いで、花は終わって更なるキラキラの葉っぱの色。 梅雨時に向けて紫陽花も準備中。 そんななかで。 改めてみた「かつら」の葉。 ハート❤️いっぱい。 若い色のハートの形がなんとも愛らしくて、ほっこり。 夏には濃い色になるし、今の若葉色がググッと魅力を増すなと。 個人的に、歳を重ねた人の深みが割と好きなんだけれど。笑 若々しさの魅力ってのも当然あるわけで。 赤

          【植物】愛って

          【空】冬の終わり

          春先の驚くほどの暖かさと比べて、ここ数日は肌寒い日が続いた。 ジャケットとか薄手のコートがまだ欲しいと感じる気温だったけれど、夜に空を見上げると、すっかり季節が進んでた。 仕事終わりに見かけた夕空は、雨上がりの澄み切った綺麗な空で、嵐の名残の雲は多かったけれど、周りのものが全てキラキラと輝いてた。 夜に入った頃には、冬の大三角がもう西の空。 今夜は月と火星も合わさって、変形カシオペアみたい。 刻は進むね。 同じようで全く違う毎日。

          【空】冬の終わり

          【空】春の嵐

          病気が悪化し緊急入院、手術をしなければならない…という夢を見た。 それに並行して『頭が痛いな…』という現実も混ざる。 動くと痛い、でも薬を飲みたい、でも動くと痛いし目が覚めてしまうかも、眠り続けようか、、、あー痛い…。 そんな、夢と現実の交差。 結果として、痛み止めを飲んだけど、目が覚めてしまって眠れずにいる今、午前4時。 夢は頭痛が引き金かもな。 風が強くなり、低気圧が近づいてきてて、雨もまた激しく降ろうとしている荒れたお天気は、いつも頭痛の源なんだけれど、いつも『

          【空】春の嵐

          【音楽】風景画

          音楽が映像だったり風景だったり色に見えたりする。 というか、映像とセットで聞こえてくる事が多い。 きっとどこかで音楽を聴きながら見た風景だったのかもな… そう思ったりもするんだけど。 例えばスティング。 彼の曲のいくつかは、水の中だったり水そのものだったり、そういったイメージ。 光が届くくらいの水の中から水面を見ている時のきらめき。とか。 少し苔むした森の中で流れている小さな小川。とか。 使っている楽器のせいなのかもな…と思ったりするけれど、友達にこれを話しても「わか

          【音楽】風景画

          【植物】進む季節

          少しだけ山手を散策。 あちこちに新緑が広がって眩しいくらいだ。 コバノミツバツツジも一気に咲き始めてて、鮮やか。右から左からウグイスの声が聞こえてきて、あっちとこっちで会話しているようだった。 時折、やや冷たい風が吹いていたけど、春ど真ん中。 明け方に久しぶりに夢を見た。 たまに会う程度の友達たちが登場で、1人のこの実家で宴会、そのままみんなが泊まり…という、学生のような夢。 でも学生だったかというとそうではなく、みんな今の姿。いい歳して何やってたのか。。 男女の区分

          【植物】進む季節

          【植物】入れ替わり

          数日前まで桜がまだ少し残っていたけれど、ついにほぼいなくなった。 替わりに藤がいい香りを放ちながら咲き始め、房の長さを競い合ってる。 数年前まで、マンションの駐車場のとある場所にに燕が毎年巣を作ってた。 巣がある間はフンよけの板が設置されて、下にある車も守られていた。 残念ながら、毎年一度は取り壊されていたんだけれど、それでも毎年巣ができ、雛が育ち、旅立つのを見ていた。 そう。ちょうど数年前。 いつもと同じように巣作りにせっせと精を出す親鳥が確かにいたんだけれど。 作り

          【植物】入れ替わり

          【車】名残の時間

          仕事から帰って、車を停めてエンジンを切れば、普通なら降りて家に入るけれど、時々、エンジンを切った後、ほんの少しの間、車中でボーっと過ごすことがある。 運転後の車の中って、ちょうどいい空間。 程よい暗さと、エンジン音もなくなった静けさと、心地いい室温と。 そして現実と非現実の狭間みたいな、自分のためだけの時空間。 ふぅ。と息抜く脱緊張感。 すごく好きで、時を忘れる事がある。 でもだいたい、他の車の通過や、近所の人の行き交う音、そして前にも書いた猫さんの登場とかで、急に現実

          【車】名残の時間

          【食事】夢の風景

          明け方の夢が時々行く飲食店での食事だった。 少し前に行った時、一般飲食店を使って撮影するようなドラマの話になり、店員さんらと『リハーサルとか大変なんだろうな』とワイワイ話してた。 そしたら夢。 自分がエキストラの1人で、少し後から入ってくる常連の客。 混雑して賑わってる先客の隙間に入り込んで飲み物でも注文しようとしたら、、、 店員さんの顔だけモザイク。笑 いつもの店員さん達だから誰が誰か分かるけど、自分にはモザイクがかかる顔しか見えなくて、面白くなった。 夢だし、

          【食事】夢の風景

          【空】春雨と身体

          大阪、神戸、京都と満開の桜を迎えた週末から、このタイミングで雨。 これで本格的に散るだろう…とみんなが思うとき。 まだ残っている桜ももちろんあって、それに少し期待を寄せる。 自分の近所もまだ元気な桜があるから、この雨を乗り越えたら『風で散る桜』が見れるかもしれない。 風で散る桜。 このひらひらと舞う花弁がいつも素敵だと思う。 風に乗ってひらひら、ひらひら。 樹の下だけでなく、車の上、家の軒先、誰かの頭の上、いろんなところに舞い落ちて、それを見てふと気持ちが和らぐ。 ぐず

          【空】春雨と身体

          【短歌】2023.04.02

          あの時に止まった刻を指したまま 残る時計も今は風景 神戸には震災の頃のまま残されたものがいくつかある。 忘れないように、学ぶように、生きるために、そこに残された記憶、記録。 出かけたついでに海辺の散歩をした。 とある公園の止まったままの時計を見た若い2人組は、早く時計が直ったらいいのに…と話しながら通り過ぎる。 故障に見えたんだろうな。 あれから28年経った。まだ生まれていなかったんだろう。 当時、大阪に居たけれど、今もあの時の音は覚えている。 神戸の街を知らなかったけ

          【短歌】2023.04.02