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人口ボーナスの真っ最中?インドネシアと日本ガーデンの関係性。

2023年より、当社のグローバル購買グループは東南アジア・中国・ヨーロッパに訪問して、現地の工場や企業と連携を図るために色々な取組みをしております。
その中で、今日はインドネシアの特徴とどんな国?を私なりに考えてみたいと思います。

DEPOS事業部では、現在様々な国より商材仕入れや開発を行っておりますが、今後の事業成長可能性を探しに東南アジアに積極的に関与しています。

インドネシアの国、ジャカルタという首都の様子となぜジャカルタ?という点も記載していこうと思います。

展示会場で情報を足で得ます。これがDEPOSスタイル。

インドネシア:子供の頃教科書でもならった、ASEANの一員であり2023年は議長国も務めるインドネシア。

街のいたるところでASEANについてのアナウンスがされていました。国をあげてASEAN議長国への誇りとプライドを感じる様な演出で成長著しい国の一つです。

インドネシアの基礎情報

【赤道付近にある約18,000もの島々から成る世界有数の島嶼国家です。国土総面積は約189万平方km(日本の約5倍),東西の距離は米国の東西両岸とほぼ同じ約5,000kmに及びます。約2億3,800万人(2010年政府推計)の人口は,中国,インド,米国に次いで世界第4位。】

そんな記載を見ても何かピンときません。

私の感覚では「成長を過去20数年間ずっと期待されながらも、大きな経済成長を遂げる事はなく、今なお発展途上の過程にある国」という感覚を受けました。ただし、人口ボーナスはあり急激な増加により国の様々な環境「教育・衛生面などのインフラ・経済の安定など課題は少しある」様に感じます。

インドネシアはイスラム教約87.2%、キリスト教約9.8%、ヒンズー教1.6%。と圧倒的にイスラム教徒が多い国にあり、宗教のコトはしっかりと理解してインドネシアの国とそこで暮らす人々としっかりと対話を続けていきたいと考えております。

ちょっとした驚きが・・・


街の人の話ですがイスラム教は、家族で一人稼ぎ頭がいるとその稼ぎを分配するという教えがあるようです。なので、平日の昼間から街の道路では仕事をせずに食べて・寝て・会話してってい風景が首都:ジャカルタでも散見されました。

国民性として、「まぁ、なんとかなるよー!いいじゃんいいじゃん」って感じのおっとりした環境の中、グローバル経済では国として強く成長出来ていない印象です。でも、親日の人が多くて本当に優しい人が多かったです。

そして、国家を動かす政治は「インドネシア人」で、経済(経団連の様なもの)のトップは華僑(中国系)の人が押さえているとの事。
華僑の人とインドネシアの人は、すっごい仲が良かった時代とすっごい喧嘩をする時代の繰り返しの歴史を歩んでおり、現在は政治と経済の両面からバランスが取れている時代であるとの事です。
どの国にも色々な歴史があるなと感じるエピソードを現地の方より伺う事が出来たので非常に有意義でした。

東南アジアの気候特徴


東南アジアは亜熱帯地域で雨季・乾季のある気候で有名です。
こういう地域に代表されるのは、「木製品」です。 
外構エクステリア商材としてよく使われる「ウリン材」を筆頭に、「チーク材=家具として」や「マホガニー材」なども有名な地域です。チーク材は無限に取れるくらい量が多いので、家具の製造産地としてもインドネシアは有名なんですね。

打合せ風景です。DEPOSは現地の人との対話を大切に商品開発をします。

DEPOSのブランドでインドネシアの人々成し遂げたい未来。

現在、インドネシアの首都:ジャカルタの平均年収は30万円程。月給で2~3万円程度との事です。この賃金格差は良いものを安く作れるのに最適と考え欧米・日本からインドネシアでの生産を依頼する企業が増加しているのが近年の傾向です。

私達としては、ガーデンデザイナーとして持続可能な社会の実現をめざして「現地生産者との連携」・「林業との連携」も視野にいれ、本当にいいものを納得感のある価格で提供出来るように

日本のアイデアとインドネシアの資源、そして親日国である彼らに対して「人と人」の信頼関係を構築して、少しでも経済が発展するように貢献したいと思っています!

まだまだ発展途上国で犯罪も多い街です。少しでも、ビジネスを通じてインドネシアの人と一緒に笑える未来が見れますように!と祈りながら、これからもDEPOS事業部では地産地消のプロダクト開発とガーデンの文化創造に向けてグローバルに展開したいと思います!
インドネシアで開発した新商品は、近日中にDEPOSショップでリリース予定。

DEPOS旗艦店サイトはこちら

是非、これからも暮らしを豊かに出来る商材をどんどんリリースしていきます。様々な国と地域、その地域の特性を活かした商品開発を実施して我々の暮らしも豊かに、ビジネスパートナーの人とも持続可能な社会実現に向けて努力したいと思います。

ハンワホームズ株式会社
鶴 厚志

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