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パラティーノ博物館にて

ローマに多くの遺跡がありますが、その中でも最も重要な遺跡がフォロ・ロマーノです。
古代ローマの政治経済の中心地であり、隅から隅まで信じられないほどの歴史が刻まれている遺跡です。
そんな遺跡から少し小高い丘を登った先にあるのが「パラティーノ博物館」です。
この丘は、「パラティーノの丘」と呼ばれ、歴代の古代ローマ皇帝の住居や別荘跡が残っている、これまた物凄く歴史のある丘です。
そんな丘にある、この博物館にはパラティーノの丘から出土した古代彫刻やテラコッタ等が多く展示されています。
また、この博物館の入場券を購入するには、フォロ・ロマーノ遺跡の入り口かコロッセオの入り口で共通入場券を購入するか、博物館入り口でカード決済のみで購入する必要があります。
また、博物館入り口でのカード決済の機械がよく故障しているので、運悪く入れないという可能性もあります。
なので、この博物館は規模こそ小さいものの、全く人が居ないので、さながら貸し切りで歴代皇帝の住居を飾った、古代ローマ、ギリシャ彫刻を観賞することができます。

私が気になった彫刻のスケッチを載せます。

これは虎の彫刻の残欠です。
オレンジ色の大理石でしょうか?そして縞模様の所には黒い石が嵌め込まれていました。

ブロンズのトルソーです。
残欠・トルソー好きからすると、素晴らしい形をしていますね!

白鳥に変身したゼウスがレダを誘惑している彫刻ですね。
なんともいやらしいですね。

古代ギリシャ彫刻のトルソーです。この角度で観ると抽象度が高くなり、なんだか分からない形態がまた魅力的だな、と感じ、スケッチしました。

また、スケッチしてはいませんが、物凄くインスタ映えするニケの羽の残欠がありましたので、最後にそれを載せます。

私は撮っていませんが、こな羽の正面に立ち、あたかも自分の背中に羽が生えたように撮っている人をインスタで観ることができます。
私も撮りたかったです!

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