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女子学生からみた防衛医大


はじめに

noteをご覧頂きありがとうございます。
防衛医大はその特性上特殊な医学部であるため、中の様子を知る機会は限られます。
様々な憶測が飛び交い、真偽も不明なブログも多々ある状況でこの学校に進もうとは思わないと思います。
特に女子学生の皆様はもちろん、ご息女を入学させていいのかと悩まれるご両親も多いでしょう。
そこで今回、中の状況をよく知る人物A氏に女性の立場から見た防衛医大の特徴を詳しく取材した著者が、本記事でご説明させていただきたいと思います。
約9000文字のボリュームとなっています。
この記事が皆様の進路を決める選択肢の一助となれますと幸いです。
学校生活や卒後の流れなど詳しく知りたい方は他の方がまとめてくださった記事をご覧ください。
以下はA氏のお言葉を書き起こして記載しています。

現役で防衛医大か。それとも一浪か。

防衛医大は10月に一次試験、12月に面接・身体検査を含む二次試験が実施されます。
防衛医大を第一志望にしている方を除けば、共通テスト前の模試感覚で受ける方がほとんどだと思います。
無事に一次試験・二次試験を通過し、共通テストを乗り越え、いざ国立二次。死力を尽くして戦ったことでしょう。
そして迎えた合格発表で、自分の番号が無かった。
受験生の皆様はこう考えたはずです。

現役で防衛医大に行くか。それとももう一浪すべきか。

私は熟慮の末に防衛医大への進学を決めました。
6年間を防衛医大で過ごして感じた点を以下に挙げたいと思います。


防衛医大の良い点・辛い点

<良い点>TOP8

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