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死にたいと思う人に読んで知ってほしい事【何故なら死にたいは=生きたいだから】

コロナ過で有名人が自殺するニュースが数多く流れましたね

自殺者が増えるのは現代の大きな問題であると思います。

誰もが生きている中で
辛い、消えたい、ここから居なくなりたいと思った事は一度はあるのでは無いでしょうか?

人間だれしも悩みを抱えながら生きているものです。

今死にたいと思っている人。自殺を考えている人に少しだけ聞いて欲しい話があります。

もしこれから上げる方法の中にどれか一つでも試した事が無いものがあれば死を考える前に試してみて下さい。

あなたの悩みはあなただけのものです。軽々しく解決できるとか簡単に理解できるとは言いません。

でも命は限りある大事なものです。それを全うせずに無下に投げ出すのは非常に勿体無い。

極論を言うと、本当に死にたい人は既に死んでいます。

日々辛い、死にたいと思っている人は実は生きたい人なんです。

私はそう考えています。

自分も昔は辛い事が続き、うつ病になって毎日寝て過ごしていた事があります。辛い日々の中で色々な薬も飲んだし、様々な事を試しました。

今からあげる三つの「死に向かう気持ちを抑える方法」を試してみて下さい。

あなたが今直面している問題を直接解決する事は出来ませんが
あなたの感じている辛さをやわらげる事は出来ます。

死の疑似体験

一つ目の方法は「死の疑似体験」をする事です。

これはどういう事かと言うと、確実に死ぬと脳が感じる事を疑似体験する事によって、脳に刺激を与えてドーパミンなどの脳内物質を強制的に放出させます。

鬱病や重い悩みを抱えている人は脳内のドーパミンやセロトニンが出にくい状態になっています。

それを荒療治をして強制的に出します。

最も簡単なのは遊園地に行ってジェットコースターに乗る事です。
フリーフォールなどの落下系も良いですね。
注意する点としては出来るだけ自分が恐怖を感じる乗り物の方が良いです。
ジェットコースターが苦手な人ほど効果があります。

お金や時間に余裕がある人であれば最もお勧めなのが
「スカイダイビング」です。

ジェットコースターは好きでそこまで刺激を感じないという人でも
初めてスカイダイビングをしてドーパミンが出ない人間はほとんど居ません。

あとは登山などもお勧めです。
ハイキングコースでは無く、三時間以上かかる本格的な登山をしてみるのも良いと思います。

登山をすると初心者や中級者向けと書かれたコースでも意外と険しい山道を行く機会は多いです。
ここで落ちたら死ぬ、死なないまでも怪我はするだろうという道を乗り越えて山の頂に辿り着く事は何とも言えない達成感があります。


あとこれは死の疑似体験というほどでは無いですが、過酷な運動をしてみるというのも一つの手段です。

体が危機を感じるまで身体を苛め抜き酷使してみる。

酸欠になるまで、足が動かなくなるまで走ってみる、トライアスロンに参加してみる、動けなくなるまでプールで泳いでみるなど。

ただ注意する点として、怪我や安全面には極力気をつけてやりましょう。
特に高齢の方は注意してください。

より良い方法としてはトレーナーについてもらう事です。
心拍数が220-年齢が危険域に入る手前の数値なので、限界まで酷使しつつも安全には配慮して挑みましょう。


限界を超える体験は脳を覚醒させます。それを行う事で普段とは違った景色が見えてきます。

昔の言葉で「死ぬ気になれば何でも出来る」というのがありますが、これは真理だと思います。

死に近い疑似体験をする事で活力を取り戻せる可能性があるのです。


あなどれない「触覚の効果」

人間の五感は

  • 味覚

  • 聴覚

  • 視覚

  • 嗅覚

  • 触覚

の五つがありますが、視覚は美しいものを見たり面白い映画やドラマを見る、聴覚は音楽を聴いてリラックスする、美味しいものを食べて味覚を喜ばせて、好きな匂いや香水を嗅いで気分を落ち着かせる。

上に上げた四つの感覚はどうすれば自分の喜びや気分を満たせるのかが分かりやすいですよね?

しかし触覚は五感の中でも見落とされがちで、中々普段から触覚を意識して生活している方も少ないかと思います。

しかし人間の心が幸福を感じて満たされるために触覚は非常に重要な感覚です。また恐ろしい事に普段から意識的に触覚を使って触れ合う行為をしていないと人間の脳は急速に衰えていきます。

人と手を握って触れ合う事、肌と肌を触れ合う事は人間の心にプラスの効果をもたらします。
家族がいる人は出来るだけ家族と触れ合う、もし家族や友人が居ない人はペットでも良いです。動物と触れ合う事でも良い効果は生まれます。

もし事情があってペットが飼えない人はたまに猫カフェや犬がいるカフェなどに行って触れ合うと良いでしょう。

また個人的に非常にお勧めなのが「植物に触れる」事です。植物も生きています。観葉植物や花を買って育て触れる事で心に良い効果があります。

公園や神社に生えている木に触れる事も良いです。田舎で育った人なら経験があると思うのですが、木登りをして大木に触れている時って、何とも言えない良い清々しい気分になりませんでしたか?

流石に大人になって公園の木に登ると問題がありそうなので、両手で大木に触れるだけでも効果はあるのでやってみると良いと思います。



欲望の抑え込みと開放

これは日常の中で普段意識せずに行っている事をあえて制限する事で心の開放を行う事が狙いです。

「お腹が空いている時に食べるご飯は美味しい」
現象をすごい極端につき詰めてやっていきます。

まず一つ目は「断食」です。
断食を行うと感覚が研ぎ澄まされて、普段とは違う心理状況になります。

初心者の方はまずは一日~二日だけ断食をしてみるのが良いと思います。
やり方として断食前日から準備をしてカロリーを抑えて消化が良く胃腸に負担のかからないものを食べます。

そして断食当日は水だけ飲みカロリーは一切取らない。

断食が終わったら急に普段の食事をとる事はせずに、準備の時と同じようにカロリーをおさえた消化の良いお粥などの回復食から食べていきます。
この回復食の期間も断食の日数と同じ一日~二日間かけて行います。

断食を行う事で普段抱えている悩みから意識が「食べたい」という欲求にシフトしていきます。
そして断食後にとる食事の美味しさに驚く事でしょう。

1制限→2開放→3喜び
という手順を踏むことで心の重荷や悩みが少し開放されていきます。


二つ目は「瞑想」です。
瞑想には色々な考え方ややり方があるのですが、最も簡単なやり方を伝えると

「何も考えずにリラックスした状態で自分の意識と向き合う時間を過ごす」事です。

まずは目を瞑り座禅やリラックスできる状態を作り、特に何も考えず動かずににじっとします。段々頭の中に色々な事が浮かんでくると思うので、その意識に抗わず、流れに身を任せます。
そして自分の体の感覚。体に受ける風や空気、服の重さや手足の感覚に意識を向けていきます。
そして体の感覚と自分の意識、自分の心を切り離さずに

自分の悩みや不快な感覚は何処から来ているのか、自分が心地よいと感じる感覚があればそれは何なのかと言う事をずっと心の中で自問自答していきます。

瞑想は本当に様々なやり方のものがあるので気になった人は「瞑想」「やり方」などで検索してみて下さい。色々と試してみて自分に合う手法を取り入れたら良いと思います。

上に書いたやり方はシンプルでベーシックなものを書きました。


「断食」も「瞑想」も日常に慣れて鈍った脳に刺激を与えて本来の鋭い感覚を取り戻すための物です。

子供や動物は食べる事などの欲望を我慢する事が苦手です。
元来そのくらい欲というのは強いものなのですが、制限をせずに欲望を満たす事に慣れてしまうと生物にとって大事な欲望を忘れてしまいます

欲望をあえて制限してから解放する事で
「食事が美味しい」などの些細な事柄に幸せを感じられるようにもなります。


最後に

必死という言葉があります。

みんな最後は必ず死ぬのです。大統領でも物乞いでも良い人も悪い人も皆等しく平等に必ず死にます。

だからその時が来るまでは必死に生きよう。

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