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事業を成功に導くために必要なこと

こんにちは、葛西飛鳥(@kasai_asuka)です。

最近、自社の社長による事業責任者育成プログラムに参加してきて学びがあったので共有します。
僕は現在、新規事業の責任者として日々の業務をこなしています。

社長がおっしゃっていた事業を大成功させるのに必要なことは大きく2つです。

1、野心的な目標を持つこと
2、絶対に他人任せにしない


1、野心的な目標を持つこと


予想を上回る成果を出すには野心的な目標が必要で、
事業責任者には通常の成果を出すことを当たり前にして欲しくないと言われました。

事業責任者は大きな成果を取りにいく。
通常の目標からどれだけストレッチした目標を立てれるかが重要で
かつ、実現性がある程度ないとダメです。

また、野心的な目標は定量と定性の2つで語れる必要があります。
そこで重要なのが、「定性的な目標を聞いた時にワクワクできるか?」です。
具体的な定量目標はチームメンバーが目標に達成できたかを可視化できる時に役立ちますが、どうしても定量的な目標なので無機質になりがちです。

そこで合わせてワクワクできる定性目標があることで、目標が有機的になりチームメンバーが積極的に動いてくれます。

例えば、アポロ計画を立てたJ.F.ケネディは以下の目標を立てました。

「10年で人類を月に送り込む」
※原文:We choose to go to the moon in this decade.

これを聞いて、ワクワクしませんか?

もし仮にワクワクしない定性目標だと以下になります。

「10年でスペースシャトルを月まで飛ばす」

全然、ワクワクしませんよね?まぁそうかくらいにしか思わないと思います。

同じことを言っていますが、前者の方がワクワクすると思います。


2、絶対に他人任せにしない


事業責任者育成プログラム中に社長に、現在事業を成功させる上で一番困っていることを共有する時間がありました。

そこで一部の参加者たちは

「グループ会社のNNNNがキーマンで、今後営業チームで関係値を作っていきたい」
「採用チームに採用をかけてもらっているが人が取れず、人的リソースが足りない」

みたいな困ったことを共有していて、僕はかなりリアルな悩みだなぁと思って、社長がどう答えるのかが気になっていました。

そこでの社長の言葉がとてもハッとさせられるものでした。

社長は

「大事な箇所は絶対に人に任せてはダメ

事業を成功させる上で一番のポイントは自分が責任を持って動いて欲しい」


どういうことかというと

「グループ会社のNNNNがキーマンで、今後営業チームで関係値を作っていきたい」
「採用チームに採用をかけてもらっているが人が取れず、人的リソースが足りない」

の2つはどちらも営業チームや採用チームにボールを渡してしまっています。

こうなると、言い訳としては営業チームが関係値を築けていないや採用チームの採用がうまく言っていないという他責になりがちです。

本当に事業を成功させる上で大切な箇所は自分でボールを動かす必要があります。

例えば、グループ会社のNNNNがキーマンと社長や役員が仲良かった場合、
社長や役員に繋いでもらい、飲み会やMTGをセッティングしてもらうのも1つの手だと社長は言っていました。

また、採用チームの採用がうまくいっていないのであれば、自分で候補者を見つけたり紹介してりしてほしいと。

大切な箇所は1つのアプローチに頼るのではなく、複数のアプローチで解決する思考を持ち、また自分で積極的に動いて解決に導いてほしい。

その時に、他がやっていないからと言い訳するのではなく
自分で他にできることはないかという姿勢を持って欲しいとおっしゃっていました。

僕のチームも慢性的な人不足で、採用チームに採用をお願いしていますが、なかなか採用者が現れない状態でした。

正直その時は「採用チームのせい」にしていました。

それではダメで、自分で大切なところは押さえにいく思考が必要なんだと社長の言葉を通して理解しました。

事業責任者育成プログラムを通して、社長の凄さを垣間見ました。

普段あまり接することのない社長ですが、こういう機会をいただける会社には頭が上がりません。

たくさん社長から学び、事業を成功させたいと思います!


まとめ


事業を大成功させるのに必要なことは
1、野心的な目標を持つこと
 →野心的な目標を持つ上で定量と定性で目標を語れる必要がある
 →定量的な目標はワクワクするものである必要がある

2、絶対に他人任せにしない
 →大切な箇所は自分でボールを動かす
 →大切な箇所は1つのアプローチではなく、複数のアプローチで攻める

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