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IELTSの話 その2 R&W編

前回の続きでIELSTの各セクションごとにやったこととして今回はReadingとWritingについて書いていきます。

Reading

Readingは初回受けた時に目標の7.0に届いたこともあり、その時の感触として手も足もでない、というわけでもなかったのであんまり力を入れて勉強はしてませんでした。
それよりも苦手のWritingやSpeakingに時間を使いたかったのもあります。

とはいえ全く何もしてなかったわけではなく、日本から持ってきた旺文社の単語帳「実践IELTS英単語3500」とアイシーピーの「Duo3.0」を時間のある時にパラパラ見ていました。

特に1日○ページ覚える!とかは決めずに本当に空き時間にパラパラめくるという感じで使っていたのでこの本でどれだけ定着したかは謎です。

Readingはちょっとでも悩んだりわからない問題は飛ばしてまずは最後まで解くことを心がけていました。
わからない問題に時間を取られて解き終わらないのは意味ないですからね。
大体いつも3-4問わからないのがあってそれを後回しにして45分くらいで終わり、残りの15分(Readingの試験時間は60分)でわからなかった問題と他の見直しって感じで時間を使ってました。

Readingは毎回終わるとこりゃ満点だ!と思うんですが、スコアが返ってくると6.5とか7.0なんですよね。
7.0だと5-6問不正解なわけですがおそらくTrue / False / Not Givenのところで間違えているんじゃないかと思います。

True / False / Not Givenはかなり苦手だったので公式問題集でこのパートだけやったりYouTubeで解説動画をちょこちょこ見たりしてましたけどあんまり結果は出なかったですね。

7.0 → 6.5 → 7.0とまあまあスコアは安定していたのでこれがキープできればいいとあまり時間を割いてなかったので初回からあまり伸びませんでした。

Writing

Writingでやったことは大きく2つです。

写経

ひとつめは写経です。
一冊Writingの問題集をカナダのAmazonで購入しました。

https://www.amazon.com/IELTS-WRITING-GT-2022-Letters/dp/B09K25MPJ4

この本はタスク1とタスク2の問題と模範解答がそれぞれ50問ずつ掲載されているのですが、これをひたすら読んでわからない単語を調べ、自分で書く(PCでタイプ)という作業をしていました。

これをやっていると似たような言い回しとか何回も出てくる単語が頭に染みついてきます。
例えば、indisputable, indispensable, legislator, imposeあたりの単語は何度も出てきたので自分なりのテンプレートのようなものを作っていくつか用意をしておきました。

例えばタスク2のConclusionのパラグラフは「政府や地方自治体が補助金を増やすか人々が○○するよう促すためにXXに税金を課すべき(もしくはXXを制限する法律を制定するべき)、そうすれば△△の悪化に歯止めがかけられるだろう」みたいな感じです。
こんな感じのテンプレートをいくつか覚えておき、あとは実際の問題に合わせて組み合わせたり単語を入れ替えたりみたいなことをしてました。

実際これは小手先のテクニックなのですが、いかんせんWritingは全く時間が足りなかったのでこれで凌いでいました。タスク1も同様です。
Speakingもそうですが日本語で考えたとしてもWritingってそこそこ難しいと思うんですよ。なのでこういうネタの準備は必要だと感じました。

時間配分としてはタスク1に15分、タスク2に45分の目安でやってました。

ChatGPT

ふたつめはChatGPTの活用です。
Writingは自分で解答を作ってもそれを正しく添削・採点してくる人がいないと自分のエッセイのどこがよくないのか把握することができません。
なのでこれをChatGPTにやってもらってました。

ChatGPTで以下のように入力するとスコアを採点してくれ、尚且つ添削もしてくれます。

Evaluate 4 criteria and band score of IELTS writing task 2 and revise it.
Question: 問題
Answer: 自分の解答

ChatGPTが採点するスコアは正直あまり当てにならないと思いますが、添削は結構役に立ちました。
確かに自分の書いた解答よりも良くなっていたので周りに添削してくれる人がいないという場合にはChatGPTを使ってみるのもありだと思います。
特にIELTSの専門家にWritingの添削を依頼するとそれなりの金額がかかるのでお財布にも優しいです。

結果的にWritingは5.5 → 7.0 → 6.0とあまり安定しませんでしたね。
特に初回の5.5は全然時間が足りず、250語以上書かなきゃいけないところ230語くらいしか書けなかったのでしょうがないのですが次の7.0と6.0の違いは個人的に手応えはあまり変わらなかったので何がポイントだったのか自分の中でもいまいち掴めずに終わった感じです。

あとこれはTipsですがCBT(コンピュータベーステスト)の場合、当然Speaking以外はマウスとキーボードで試験を受けますが、3セクション全てでショートカットによるコピーアンドペーストが使えました。
Writingは文章の順番を入れ替えたいとか構造を変えたいなんてときに重宝しますし、ReadingとListeningは問題文の中から単語を解答するときにコピペすればスペルミスもなくなる上に時間の節約にもなります(余計なスペース等を一緒にコピーしないよう注意)。

次回は一番力を入れたListeningとSpeakingを書いていきます〜。

サポートいただけましたら椅子から転げ落ちて喜びます。