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お世話になった人④

前回は音響の会社の2個上の先輩2人について、お話したので、この回では、ひとつ上の先輩4人について、書いていきたいと思います。

4人とも男性で、3人は同じ専門学校を卒業していて、1人は私と同じ専門学校でした。

ですが、この中の1人は、私が入社してまもなく辞めてしまい、また違う1人は異動になってしまったので、濃く関わったのは、2人でした。

同じ専門学校の先輩は、私と同じ録音(レコーディング)コースの出身でした。背が高くて、ひょろっとした感じで、面倒見がよくて、いろいろと教えてもらったのを思い出します。

また別の先輩も、よく笑ったり冗談を言ったりするのが好きで、私が辞めた後も交流を続け、年賀状を交換したり、辞めた後、レストランでアルバイトをする事になったのですが、そこに食べに来てくれたりしました。

音響の仕事に関しては、私はスピーカーのチューニングが、専門学校にいた時から、よく分からず、入社して辞めるまでも、結局よく分かりませんでした。少々専門的な事なので、軽く説明すると、グラフィックイコライザーという機械を使い、自らマイクで喋りながら、各周波数を上げたり、下げたりする事で、第1にはハウリングしないような音にすること、その後は、本当に人によって色々でした。

前回の2個上の2人の先輩もチューニングにはだいぶ力を入れていて、1個上の先輩も代わる代わる研究していたようです。私も、婚礼での1人立ちを経て、時間がある時などに、よくやっていたのですが、なんともわからないもので。。。各周波数数の音を大体こんな感じの音だと分かるようになるのも、かなり時間がかかります。私たちが、主に仕事をしていた宴会場は、長方形で、4つの角にひとつずつメインスピーカーがあり、それとは別に天井に埋め込まれている、いわゆる天井スピーカーがありました。これを片方ずつチューニングして、最後は全体でどんな音にするかという所なのですが。。

また仮設機材になると、仮設のスピーカーがまた別のもので、天井+仮設メイン+モニター(催事の当事者が自身の出している音を聞くためのスピーカー)となります。あと舞台と左右からステージセンターに向けられたサイドスピーカーというのもあったかもしれませんが、記憶が定かではありません。

先輩の話のはずなのに、私の話になってしまいますが、今思うと向いてなかったのかなぁと思うのと、また別の所では、自己肯定感が低かったのにも問題があったのかとも思います。それから、原因不明の宴会場に対するトラウマ。。私はこの後、レストランアルバイトを経て、料理サーバーとして別のホテルで働く事になるのですが、広さに関係なく「宴会場」というところに入ると途端に周りが見えなくなってしまうのでした。

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