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睡眠時間帯の『audiobook.jp』の平均再生時間は54分!夜のスマホ習慣を「見る」から「聴く」へ。9月3日は秋の睡眠の日。〈オーディオブック白書2023〉


寝る前に「耳勉強法」を取り入れた語学学習や、快適な睡眠を促すオーディオブックが人気

9月3日は秋の「睡眠の日(※)」です。8月27日~9月10日は睡眠健康週間となっています。
日本人の睡眠時間は世界に比べて低いという結果がでており、近年「スリープテック」が注目され良質な睡眠を科学的に解決する動きも活発となっています。本調査では、生活スタイルが多様化する中で、22:00~2:00を睡眠のゴールデンタイム、23:00~5:00を深夜時間と設定し、睡眠時間帯における「audiobook.jp」の利用傾向を調査しました。

(※)「睡眠の日」は、睡眠についての正しい知識の普及と国民の健康増進への寄与を目的に、睡眠健康推進機構が日本睡眠学会との協力によって制定。3月18日を「春の睡眠の日」、9月3日を「秋の睡眠の日」と定めています。

▼調査概要

調査期間:2023年1月1日(日)~7月31日(月)
調査機関:自社調査
調査対象:「audiobook.jp」ユーザー
調査方法(集計方法、算出方法): 
(1)オーディオブックの利用時間
利用傾向(全ユーザー):調査期間中、下記の特定時間帯(※)にオーディオブックを再生したユーザー(再生ユーザー)における、特定時間帯の「平均再生時間(分)」(1人1日あたり)を算出。
(2)時間帯における再生割合:(1)で算出した特定時間帯の「平均再生時間(分)」を「特定時間帯(分)」で割って算出。
(3)よく聴かれているオーディオブック作品
調査期間中、特定時間帯にオーディオブックを再生したユーザーがよく聴いている上位作品をピックアップし紹介。
※特定時間帯
A:睡眠のゴールデンタイム(22:00~2:00)
B:深夜時間(23:00~5:00)

(1)睡眠のゴールデンタイムと言われる22:00~2:00では平均54分間、深夜時間23:00~5:00では平均64分、オーディオブックが聴かれている

仕事や家事もひと段落というこの時間帯では、意外にも平均54分と約1時間オーディオブックを聴いている結果となりました(図1)。目を使わないのでリラックスタイムや学びの時間にオーディオブックが利用されていると考えられます。

図1

(2)時間帯における再生割合

22:00~2:00(4時間)と深夜時間23:00~5:00(6時間)で再生割合を比較すると、22:00~2:00(4時間)の時間帯のほうが長く再生されやすい結果に。本格的な入眠前にオーディオブックが利用されていることがわかります(図2)。

図2

◆スリープタイマー機能の活用
「audiobook.jp」には、スリープタイマー機能があります。5分、10分、20分と、10分以降は10分刻みで最長60分まで選択ができ、「チャプターの終わり」という章の区切りで設定することが可能です。それぞれの睡眠スタイルに合わせて、睡眠時間帯のオーディオブックを楽しむことができます。

(3)睡眠時間帯によく聴かれているオーディオブック作品

◆実用:睡眠前のお供に
『自律神経の名医がつくった ぐっすり眠るためのCDブック』
(著者:小林弘幸、出版社:アスコム)
※この音声は眠りを促します。運転中や勉強・仕事中など、眠ってはならない場面で聞くことはお控えください。

『脳疲労が消える 最高の休息法[CDブック]【付属音源】』
(著者:久賀谷亮、出版社:ダイヤモンド社)


◆語学:耳勉強にチャレンジしてみよう!
『スピードラーニング英語 聴き放題 初級』
(著者:株式会社エスプリライン)

『システム英単語〈5訂版〉フルセット全章』
(著者:霜康司,刀祢雅彦、出版社:駿台文庫)

◆ビジネス:その日のニュースをコンパクトに情報収集!
『聴く日経』(著者:ラジオNIKKEI)

◆自己啓発:毎日1つ、誰でもできて必ず役に立つ成功要素が凝縮
『夢をかなえるゾウ1』

(著者:水野敬也、出版社:文響社)

オトバンクは、オーディオブックのリーディングカンパニーとして、今後も利用傾向や使われ方の最新トレンドなどオーディオブックにまつわる様々な調査を実施してまいります📝
オーディオブックを使ってみたいという方は、会員数250万人の日本最大級のオーディオブック配信サービス「audiobook.jp」をぜひお試しください。

~Special Comment~
作業療法士、ユークロニア株式会社代表の菅原洋平のコメント

眠る前に、ベッドで横になってスマートフォンを見ると、睡眠の質が低下してしまいます。これは画面を見ることや予想外の情報に脳が反応することで心拍数が高まってしまうことが要因です。

朝起きたときに「疲れがとれない」「体がだるい」と感じることはありませんか?質の良い睡眠の条件は睡眠中の心拍数が低いことです。心拍数を上げて眠ってしまえば、睡眠の質は低下してしまうのです。

眠る時間になっても眠気を感じずに、時間を持て余してしまうならば、使う感覚を、視覚から聴覚に変えてみてはいかがでしょうか。一度にたくさんの情報を得る視覚情報に比べて、順番に情報を得ていく聴覚情報ではそれほど心拍数は上昇しません。オーディオブックを利用すれば、過度に脳を刺激することなく、有益な情報の取得や学習をすることができます。オーディオブックを利用しながら睡眠の質を確保するポイントがあります。それはベッドの外で聞くことです。脳は、場所と行為をセットで記憶する仕組みです。ベッドの外で情報を得て、眠くなったら「今日はここまで」にして、何も持たずにベッドに入り、脳に「ベッドは眠る場所」と覚え込ませましょう。

・PROFILE
作業療法士。ユークロニア株式会社代表。アクティブスリープ指導士養成講座主宰。国際医療福祉大学卒。国立病院機構にて脳のリハビリテーションに従事したのち、現在は、ベスリクリニック(東京都千代田区)で薬に頼らない睡眠外来を担当する傍ら、生体リズムや脳の仕組みを活用した企業研修を全国で行う。その活動は、テレビや雑誌などでも注目を集める。主な著書に、13万部を超えるベストセラー『あなたの人生を変える睡眠の法則』、10万部突破の『すぐやる!行動力を高める科学的な方法』など多数。
Webサイト:http://activesleep.net/


・「audiobook.jp」で菅原洋平先生の作品配信中
『「できない自分」を脳から変える行動大全』(出版社 扶桑社)
https://audiobook.jp/product/266378

『朝昼夕3つのことを心がければOK! あなたの人生を変える睡眠の法則』(出版社 自由国民社)
https://audiobook.jp/product/156941

『超すぐやる! 「仕事の処理速度」を上げる“科学的な"方法』
(出版社 文響社)

取材のお問い合わせ

オーディオブック白書に関するお問い合わせや、取材についてのお問い合わせは、下記のメールアドレス宛にご連絡をください。
▶︎株式会社オトバンク 窓口: pr@otobank.co.jp

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