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産後2ヶ月復帰で感じていること

7月に出産し、10月から仕事復帰をしました。
現在業務委託の仕事が主で、複業ライターとしても活動しています。
各所へ交渉をする際、”産後2ヶ月で就労証明が出せないと長男が保育園退園になる”という説明できたのですが、それだけではない実体験をまとめています。

復帰までの経緯

フリーランスに産休・育休の概念がないことをちゃんと知ったのは出産半年前。自治体によると、第一子が保育園にこのまま通い続けるためには、産後2ヶ月(8週間)で月64時間勤務の就労証明が必要とのことでした。
並べた選択肢は、
①産後2ヶ月で復帰する(業務委託元へ要交渉)
②ライター業一本でチャレンジする
③なにかしらで64時間勤務する
④保育園→幼稚園などに転園して数年はパートなど扶養内で働く

どれも綱渡り感があったのですが、①がダメだったら②③を検討すると決めて動きました。
しばらくライター業に注力するのは、いきなり64時間稼働が現実的じゃないのとそこまでの覚悟がなかったです。

業務委託元からは前向きな回答をいただけたものの、前例がない・産後の状況にもよるので契約締結は直前になるとのこと。面談を重ねて無事復帰することができました。

実際の勤務状況

月に64時間は超えるよう、急遽休みなども想定して月80時間の契約で合意。(めちゃくちゃシミュレーションした)
保育園に入れるまでは赤ちゃんを見ながらの勤務になるため、最初の1ヶ月は夫に育休を取ってもらい、通常モードに戻す期間としています。
またライター業は、平日休みと土日の隙間時間でどれくらいできるのか試しているところ。

身体・心のこと

幸い深夜に起きる回数も減ってきて、現在1日約5時間稼働で身体は徐々に通常モードに戻ってきている感覚があります。
約3ヶ月は大人とまともに会話していなかったのでかなり緊張しましたが、私の場合は話すことがとても活力になっています。第一子で経験した、社会から切り離されたような感覚になる前にコミュニケーションが取れたことは早く復帰して良かった点です。

フリーランスで出産を控えるあなたへ

私のように無計画できた方は稀かと思いますが、なんとかなる(する!)精神に尽きると思いました!
背景は人それぞれあるけれど、本当はどうしたい?と自分に問い、パートナーや家族とよく話し合うこと、状況に応じて国や自治体のサポートがあるので活用すること、産後の状態が良くなかった時の策を考えておくことがやって良かったことでした。

またこの問題は母親だけのものではないと思っていたので、私の意思も尊重して進められたことがありがたいなと思っています。

まだ復帰をして10日ほど。
焦る気持ちもありますが、架電が主な仕事なので、赤ちゃんを見ながら働く期間は低空飛行すると決めました。(止まらない、止まれない)
私もまだまだ乗り越えていくことばかりなので、シェアできることがあればしたいと思っています。

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