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[京都ライター塾レポートVol.5]インタビュー原稿の書き方②

現在動画受講している、エッセイスト・ライター 江角 悠子さん(京都くらしの編集室)主宰の京都ライター塾。

Vol.1では、ライターの現状や続けていくためのマインド
Vol.2では、インタビュー原稿の書き方①
Vol.3では、企画の立て方
Vol.4では、インタビューのやり方について学びました。
今回は①(書くところまで)に続いて、推敲の際に役立つポイントについてまとめています。


<Vol.5のまとめ>

・読者に親切に書く
・人を下げない表現にする
・ポジティブ変換を意識する
・発信を続ける

原稿を見返す時に持つべき視点

江角さんは編集者と第三者の視点を持つといいと言います。
執筆の際は”黒子に徹する”と習いました。
それだけでなく様々な視点を持つということは、最終的には読者に親切な原稿になります。
「読者が記事を読んで想像させない」「読者に2回読ませたら✕」
様々な視点を養うためには、自分以外の人が書いた原稿を添削してみるといいそう。特にライター塾のレポートなど、同じ講義を受けた人同士でレポートを見ると「私ならこう書く」と思ったり、「わかりやすい表現だな」など新しい発見があります。

実際に原稿の見直しをやってみる

人に原稿を読んでもらうと、自分では気づけない様々な発見があります。
今回は気をつける点として下記のような提案がありました。

・話を聞いたことをマイルドな表現になおす
・「なんにもない場所」ではなく「自然に囲まれた場所」などに変換
・読み手に推測させないよう足りない言葉は補う(実際に話された話でなくとも読者に伝わるよう補足を入れるのはOK)
・口語は文語になおす(◯◯とか→◯◯や・◯◯してた→〇〇していた)
・時系列に気をつける

インタビューをした際、聞いたことをそのまま書いてしまうと当時の状況とその後の読み手では違うニュアンスで捉えてしまう可能性があります。そうならないようにマイルドな表現するなど、話し手や読者のことも下げない表現になるよう配慮して仕上げるのがライターの仕事。

発信を続けるコツ

これまでライターとして大切なマインドから実際のやり方を習ってきましたが、並行して発信していくよう後押ししていただきました。

大切なのは継続。
コツは、常にネタをストックしたり、空き時間にメモをしておくなど習慣に落とし込める自分に合った方法を見つけることです。
またこれまで商業ライターとして書いた記事ではなくとも、すべて実績。
自分のプラットフォームを1つは持ち、プロフィールを整え、毎日何かしら発信を目指します。

<Vol.5を終えて>

納得するまで推敲する難しさを感じていましたが、今回はそのヒントとなることが知れました。これから商業ライターとして自分ひとりで仕上げる機会のほうが少ないと思うので、フィードバックをもらいながら視点を育てていきたいと思います。記事を読んで感じたことがあればコメントするのも発信のひとつ。noteではレポートや実績を残していく用として考えているので、短時間で発信・交流できそうなプラットフォームとして、Instagramをライター用に整備したいと思っています。

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