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2023年1月に聴いたフィンランド音楽

2023年から、当月に聴いたフィンランド音楽をまとめた記事を公開していきます。掲載するのは当年に発売された新譜が中心。サクッと公開したいので各作品へのコメントは書きませんが、Twitterで言及した作品については該当ツイートを掲載します。また、当月の振り返りと、ちょっとした日記のようなメモを載せていきます(フィンランドや音楽とは関係ないことも書くつもりです。その方が後で読み返したとき面白そうなので)。

私がどのようなフィンランド音楽を聴いているのかは、こちらの序文に詳細を記載しています。

備忘録が目的の記事ではありますが、何かしらの参考になっていただければ幸いです。

2023年1月に聴いたフィンランド音楽


音楽家:WÖYH!
作品名:Tähti
ジャンル:ロック
発売年月日:2023年1月6日
レーベル:Kaskelotti
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音楽家:Hajotos
作品名:III - Tuho
ジャンル:デス・ドゥーム
発売年月日:2023年1月6日
レーベル:自主
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音楽家:Huoneen syyllisin mies
作品名:Murhenäytelmästä tilastotiedoksi
ジャンル:ハードコア・パンク
発売年月日:2023年1月6日
レーベル:Kaulakiikku
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音楽家:Turmion Kätilöt
作品名:Omen X
ジャンル:インダストリアル・メタル
発売年月日:2023年1月13日
レーベル:Nuclear Blast
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音楽家:Max Olavi & Elävät Kuvat
作品名:Kadotettujen Valtatie
ジャンル:ロック
発売年月日:2023年1月13日
レーベル:自主
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音楽家:Kilta
作品名:Usva
ジャンル:ブラックメタル
発売年月日:2023年1月13日
レーベル:Markus Lehtinen
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音楽家:Azgaroth
作品名:Kohti Unholaa
ジャンル:ブラックメタル
発売年月日:2023年1月13日
レーベル:1299556 Records DK
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音楽家:Veli-Rekka & Rokut
作品名:Veli-Rekka & Rokut
ジャンル:フォーク
発売年月日:2023年1月13日
レーベル:Killing Apathy
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Veli-Rekka & Rockut、これは好きになりそう。絶妙なCMX感、Amuri感。ほんの少しだけポストロックの要素が見え隠れするところも良い。自分が好むスオミロックの要素がほぼ全てこの一枚に詰め込まれてるんじゃってくらいツボです。

1月19日のツイートより


音楽家:VEIJON KAVERIT
作品名:Schlager Von Helvete
ジャンル:パンク・ロック
発売年月日:2023年1月17日
レーベル:82PRODUCTION
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音楽家:MeriTuuli
作品名:Runot
ジャンル:フォーク
発売年月日:2023年1月20日
レーベル:Eclipse Music / Supersounds Music Oy
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フィンランドのフォーク・ポップ・バンドMeriTuuliの新譜、ポストロックを経由したScandinavian Music Group的サウンドが真冬の寒さを味わい深く彩る良作です。MONO、Bon Iver(2011年作)、Fleet Foxes、First Aid Kit、Sibylle Baier辺りが好きな方に特にお薦めしたい作品。

1月27日のツイートより


音楽家:Surujuhla
作品名:Musta Maa
ジャンル:デスメタル
発売年月日:2023年1月20日
レーベル:自主
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音楽家:Art Deco
作品名:Turhat Tarinat
ジャンル:プログレッシブ・ロック
発売年月日:2023年1月20日
レーベル:Presence Records
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音楽家:Verikoira
作品名:Kolmannen P​ä​iv​ä​n R​ä​nni (KKVK II)
ジャンル:ハードコア・パンク
発売年月日:2023年1月20日
レーベル:自主
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音楽家:Verikoira
作品名:Anti​-​Ihmisen (KKVK II)
ジャンル:ハードコア・パンク
発売年月日:2023年1月20日
レーベル:自主
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音楽家:Vuoret
作品名:Huomenna rauha ehkä
ジャンル:インディー・ロック
発売年月日:2023年1月27日
レーベル:Rolling Records
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振り返り

2023年、初っ端から飛ばしすぎじゃない?ってくらい、次から次へと良作が生まれた月だった。ロック、メタル、フォーク、ハードコア・パンク…あらゆる方面で充実していて、Bandcamp Fridayで購入する作品がたくさんあって困ってしまうほど。特に繰り返し聴いたのはWÖYH!、Turmion Kätilöt、Azgaroth、Veli-Rekka & Rokut、MeriTuuli。いずれも今月初めて知った音楽家なのだが、新譜を通じて出会うことができて幸運に思う。彼らとは今後長い付き合いになりそうだ。過去作含め、じっくりと聴き込んでいきたい。

来月はLaura Moisio、Aino & Hajonneet、Azaghal、KAUAN、Teksti-TV 666など錚々たる音楽家たちの新譜が発売予定。1月を上回る濃い月になりそうだ。発売される作品数も1月より増えると予想されるが、全てを満遍なく聴き込むよりは「自分がどういう作品を積極的に聴き込みたいのか」という聴取前の選定に関わる条件をより明確にする必要があると感じている。そうしないと、時間がいくらあっても足りないのだ。

これはお金の使い方に関しても同じことが言える。良い作品、面白い作品、カッコイイ作品、行きたいライブ、欲しいバンドTシャツは無限に湧いてくるのに対し、自由に使えるお金は常に限られている。おまけに円安の影響で物価がハチャメチャに高い(自分の欲しいものは海外の通販サイトでしか買えないものばかりなので…)。なので自分が何に対してお金を払いたいのか、払うべきなのかは相当シビアに考えなければならない。

2023年は、今まで当たり前に行っていた「聴く」「買う」という行為を改めて見つめ直す期間になるのかもしれない。

ちょっとした日記のようなメモ

・新年早々aikoの新譜発売&全アルバムのアナログ化&ツアーが発表され大混乱
・『ぼっち・ざ・ろっく!』のアニメにハマる。ほんとに面白くて、二期も楽しみだな〜と。登場人物全員魅力的だけど、特にきくり姐さんが良いキャラしてて好き。
・フィンランドの音楽(主にロック)の歴史を学ぼうと思い書籍を4冊購入。全てフィンランド語なので文字起こしと翻訳作業が大変。内容はかなり面白い。
・50年代のフィンランド音楽が非常に興味深いものだと知る
・新年1発目に観たライブはモマーモッツ。ほぼ全て新曲のセトリで最高だった。
・LOUD PARKにNightwishとStratovariusの出演が決定し喜ぶ。何がなんでも行かねば。
・Official髭男dismの新曲『ホワイトノイズ』のアレンジがCMXに近いものを感じテンションが上がる。さとっちゃんはフィンランド音楽かなり好きなのではないだろうか(チルボドが好きというのはよく公言しているが、それ以外でも好きなのがありそう)
・2月のBONEHUNTERの来日公演に行けることとなった
・自分が普段積極的に聴くのはフィンランド語で歌唱している音楽だが、ライブに関してはフィンランドの音楽家が来日してくれること自体が貴重なので、英語で歌唱していようができる限り足を運びたい
・フィンランドのドゥーム・メタル(特にフューネラル・ドゥーム、デス・ドゥーム)とインディー・フォークにハマっている。いずれも知見を深めていきたい。まずはUnholyをちゃんと聴きたい。
・『THE FIRST SLAM DUNK』を観た。完結したスラムダンクが、桜木たちが、井上雄彦氏の手によってもう一度息を吹き返し蘇るような印象を受け、それだけで感動してしまった。映画館で観てよかった。
・ノートPCを買った。これで執筆活動がだいぶ捗るかな?今の自分に必要なのは書くことよりも聴き込むことだよなとは思いつつ。
・Mayhemの来日公演を観た。まさにオールタイム・ベストなセトリで、演奏する曲の時代にあわせて衣装を変えるのが見応えあった。クアトロの柱はデカイ。
・「4月22日にMOKOMAとSTAM1NAの来日公演開催!」の知らせを見て早朝から倒れそうになる


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