以前にも書かせて頂きましたが、宮崎駿監督『となりのトトロ』に登場する猫バスはバスではないと思います。あれは猫タクシーです。ハイヤーです。猫ハイヤー。
カンニング竹山主演の同名ドラマ、永森裕二著『ねこタクシー』という小説がありましたが、あれではありません。

猫バスは猫タクシーです。だって、決まった路線を走っていないんですもの。行き先告げて、いやいや以心伝心、告げずとも病院に行ってくれるんですもの。あれはハイヤーです。

そしてもっと大切なことがひとつあります。
猫アレルギー問題です。サツキちゃんとメイちゃんはまっくろくろすけでクシャミをしないので、動物に対するアレルギーはないでしょう。まっくろくろすけを動物と仮定した場合ですが・・・。
しかし病床のお母さんはどうでしょうか？　サツキちゃんとメイちゃんの服にはめちゃくちゃ猫の毛がついているはずです。トウモロコシにも猫の毛がついているはずです。病床のお母さんが猫アレルギーだった場合を考えるとゾッとします。

そして、自分が猫バス、猫タクシーに乗ったことを考えるとゾッとします。おそらく、クシャミ死するのではないでしょうか。

ちなみに、私は猫を飼っていたことがあります。猫は可愛いです。
猫キチの祖母と同居していたので。祖母はボケ防止のために毎朝、毎夕、細かいところまで掃除をするので幸にして、猫と戯れるとき以外にアレルギー症状は出ませんでした。
逆を言えば、猫アレルギーの症状が出てしまうお宅は、掃除が行き届いていない不潔な場・・・とは言いませんが、もっとよく掃除をして欲しいなとは思います。はい。