有吉弘行さんが、犬の肉球の2倍ぐらい好きだ。

あの柔らかな人に安らぎと癒しとちょっとばかりの幻覚症状を与えてくれる肉球。
有吉さんはそれ以上のものを僕に与えくれる。

彼の番組を見た後は、何だか視界がクラクラと蠢いていて、真っ直ぐに歩くことができない。

有吉さんと言えば、有吉AKB共和国という番組で小嶋陽菜さんにはまってしまい、僕をAKBパラダイスに導いてくれたお方だ。

あの番組を見ていなかったら、僕はAKBにもはまらず、SKEにはまって松井玲奈さんも、ちゅりこと高柳明音さんを知ることなく、ももクロもBISもバンドじゃないもん!もBISHも欅坂も華麗にスルーし、その後なぜかジャニーズ事務所に果敢に突撃することもなかったであろう。

そのきっかけをくれた有吉さんには頭が上がらない。

そんな有吉さんが結婚をなされた。
初夢に新垣結衣さんが現れたぐらいめでたい。

僕が総理大臣であれば、盛大な祝賀パレードを実行せよ！と、どこかよくわからない所に働きかけるが、生憎総理大臣ではない。
一般のモブキャラである僕は、心の中でリオのカーニバルを開催するのが精一杯だ。

お相手の夏目三久さんとは以前、噂になったことがあった。

僕は『怒り新党』という、お2人が共演していた番組が大好きで、毎週楽しみにしていた。

２人の息のあった小競り合い。
マツコ・デラックスさんの毒舌。
怒り、という誰もが持ち合わせている感情をテーマにした番組内容。

これほどまでに全てが噛み合っていた番組はそうそうないのではないだろうか。

番組で見た２人は色んな意味で良きパートナーといった感じで、報道が出た時は何だか嬉しくもあった。

けれどいつの間にかその話は消えていた。
もう関係ない人同士になってしまったのかな、と少し寂しい気持ちにもなった。

が、ここに来ての結婚報道。
僕の心臓が空高く舞い上がった。

きっといろいろあったのだろう。
辛いこともあったかと思う。

それでも絆は途切れなかった。
これはすごいことだ。

改めて、結婚おめでとうございます。

日本在住の僕はこれから家でリオのカーニバルを開催しようと思う。

２人に届きますように。
このサンバのリズム。