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パッと聴きは、男女のことを歌っているようでいて、そうでもありながら、実は「自分の内面で感じている言葉にならない感覚」を「僕」と言い、その先にある顕在している自意識、それを立ち上げるキッカケとなる対峙する相手(人でもモノでもいい)、コミュニティ〜社会、全てをひっくるめて「君」と言っている歌詞だなと。

人間って不安を埋めたくなるから、特に他人に対して、「安定」を求めてしまう。昨日と変わらない君でいてほしい、とか。そのための約束なり契約なりをする。そうじゃないと社会が安定しない。安定しないから繁栄しづらい。その構造に抗うことはできないしそれは全体の益に繋がらない。
けど、当たり前だけど昨日の自分と今日の自分は違う。特に、その「折り合いつけるための方程式を疑い続ける」限り。その埋め合わせをしてみろと言われてもそう簡単にはできない。してるフリ、してるだけで。本質的に人は不安定なのに、そのままじゃ共生しづらい。それを補うための、愛という嘘。でもそれは否定されることじゃなくてむしろ歓迎されるべきことのはずで。愛、の中に、永遠、というニュアンスが含まれるのは、そもそもそういう構造の中で人間が生み出した、生きるための拠り所、だからなのかもしれない。

まだうまくまとまっていませんがメモ。


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