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生命の力と儚さはいつも隣り合わせ。

かなり昔の話になりますが、娘が巣から落っこちてしまったスズメの雛を家に持って帰ってきたことがありました。

道端で見かけてしまい、どうやらそのまま見過ごせなかったようです。

その気持ち、とてもわかります。私も犬やら猫やら、駄目だと言われながらも家に連れてきた数、数知れず・・・。拾ってきたある猫は、実家でついこないだまで生きていたので、結婚前にその猫を連れてきたということを考えるといったい何歳まで生きたのかって話です・・・。

娘が持って帰ってきたその雛はもうかなり衰弱が進み、羽もおそらく折れており、かなり厳しい状態でした。これはちょっと難しいかなと感じながらも、もとの場所に戻してこいとは言えず、できる限りのことはしてみようと、体を温めたり、食事をさせてみたりして努力をしてみましたが、やはり力が及びませんでした。

でも、最後まで頑張ろうとしているその雛の姿を見た時に、知らずと目から涙が溢れてきました。小さな体から伝わってくる、生命の力と、急に動かなくなってしまう生命の儚さ。常に生命はその儚さと隣り合わせにあり、いつ失われても本当におかしくない、だからこそ輝いてみえるのだなとその時、実感しました。この絵を見るとその時のことを思い出します。

最後まで読んで頂きありがとうございました。素敵な時間をお過ごし下さい。皆様、良い週末を!!

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