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■立教大学在中現役大学生👦 ■「文字」を通じて「きっかけ」を作る🔥 ■気まぐれ読書記録📚

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最近の記事

「人生の意味」について考える

2022年の世界幸福度ランキングの上位5か国は、フィンランド、デンマーク、アイスランド、スイス、オランダで、これは前年度と順位は変わっているものの、北欧やヨーロッパの幸福度が高いことを示しています。 特にフィンランドは「世界一幸福な国」としても有名です。 しかし、驚くべきことに、「国民が幸福と感じているかどうか」だけでランキングを見ると、フィンランドは一位ではありません。 それどころか、フィンランドではうつ病に悩む国民がEUの平均以上存在すると言われていて、青年の死亡原

    • 「運」の考え方について

      「ああ、今日は運が悪かったな。」 「ああ、今日は運がよかったな。」 私たちが日常の中で当たり前のように信じてやまない「運」という概念。 「運」とはなにか、考えたことはあるでしょうか? 今回紹介する本は、「運転者」です! * * * 物語は、保険の営業を生業としている修一が、不登校気味の娘の面談に向かう場面から始まる。常にノルマに追われ、なんとかうまく仕事を回していた矢先にお得意様だったお客様から保険の解約を告げられ、予定していたパリ旅行どころか、これから先の生活す

      • 魅力あるリーダーが共通して持っているもの

        今回紹介する本は、 「外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント」です! プロジェクトマネジメントってどのような業界でも役に立つ汎用性のあると言われているだけあって、 プロジェクトマネジメント型の仕事をしている人はもちろん、そうでない人も活かせそうなハックがつまっていると感じたので、印象に残ったものの一部をつらつら綴ります! プロジェクトの序盤で注意すべきこと:期待値をコントロールする 「○○の作業を頼みたいのだけど、いつごろまでにできそうかな?」 私はプロジェ

        • amazonが描く未来ではお届け物が空を飛ぶ

          今回紹介する本は、 「amazon 世界最先端の戦略がわかる」です! 著者は、元マイクロソフト社長の成毛眞さんで、最近ではひろゆきとの対談をまとめた本や、自らが運営している書評サイト「HONZ」のレビューをもとに本を出したりと、精力的に活動をされている有名な方ですよね。 今まで経営に関する本は手を出してこなかったのですが、「2040年の未来予測」という本を読んだことをきっかけに成毛さんの他の本を読んでみようと思い、ブックオフでセールされていたこの本を購入しました。 本書

        「人生の意味」について考える

          シンギュラリティはやってくる?!【AI vs 教科書が読めない子どもたち】

          今回紹介するのは、 「AI vs 教科書が読めない子どもたち」です! 教育学を専攻していることもあり、「教科書が読めない子ども」というワードに引っ張られて購入してみました! 著者の新井紀子さんは、「ロボットは東大に入れるのか」という大規模プロジェクトを主導した人物で有名です。 さて、このプロジェクトの目的について新井さんは次のように述べています。 AIに仕事を奪われる未来はくるのか、私たちに求められる力は何か、などと漠然とした不安に駆られることも多い時代に、ぜひ読んで

          シンギュラリティはやってくる?!【AI vs 教科書が読めない子どもたち】

          自由とは嫌われること【嫌われる勇気】

          今回紹介するのは、 「嫌われる勇気」です! 世界累計発行部数600万部を超える大ベストセラー。 テレビドラマ化もしていることから、本の題名だけでも知っている人は多いのではないでしょうか。 内容としては「アドラー心理学」の入門書と言って間違いないのですが、心理学に詳しくない一般の方も理解できるように、哲学者と青年の二人の哲学対話形式で構成されており、文章も柔らかいです。 ただ、実践を重要視している「アドラー心理学」ですが、本書を意識のレベルでは理解しても、実践に落とし込む

          自由とは嫌われること【嫌われる勇気】

          意識で人は変わらない【夢を叶えるゾウ】

          今回紹介するのは、 「夢を叶えるゾウ」です! 雑なタッチで表紙に描かれたゾウに似たなんとも言えない生物に今では愛着が湧いています。 さて、表紙の生物は「ガネーシャ」と呼ばれる、インドでは困難や障害を取り除き福をもたらすとされる、豊穣や知識、商業の神様です。 物語は主人公である、ごく普通の男性サラリーマンのもとにやってきたガネーシャが、1日ひとつずつ、夢を叶えるための教えを伝えていくのですが、二人のドタバタコメディとも言えるような雰囲気で進みます。何度か声を出して笑ってし

          意識で人は変わらない【夢を叶えるゾウ】

          決定的に重要な少数とは【エッセンシャル思考】

          今回紹介するのは、 「エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする」です! 2013年に出版されたものの、今もなお書店の店頭に並ぶほどのベストセラー。情報にあふれ、仕事でも人間関係でも選択肢が多すぎる現代だからこそ、表紙にある「99%の無駄を捨て1%に集中する」という文句に惹かれて手に取る人が多いのでしょう。 「最小の時間で成果を最大にする」の文言から予想できる通り、書店では「仕事術」コーナーにありました。しかし、仕事術以上に、自己啓発、暮らし術に近い印象です。 「

          決定的に重要な少数とは【エッセンシャル思考】

          日本が長寿大国なワケ【空気を読む脳】

          今回紹介するのは、 「空気を読む脳」です! 本文には明記されていませんが、「空気を読む」=「社会性の高い日本人的特性」だと解釈しています。 この本の面白いポイントはズバリ「脳科学が日本人の性格を解明している」点です! 〇〇人とか国ごとに性格の違いってほんとにあるのかなと半ば疑問に思っていた私は、この本を読んですっきりしました(笑)。 また、ギャンブルにハマる仕組みや、やる気を出させる伝え方など、実用的な知識が得られたことで500円(中古)以上の価値を感じました。 不

          日本が長寿大国なワケ【空気を読む脳】

          リモートワークの拡大で見直される【伝え方が9割】の重要性

          今回紹介するのは、 「伝え方が9割」です! 書店の自己啓発コーナーには、「〇〇が9割」シリーズを多く目にしますが、その先駆けになった本なのではないでしょうか。 内容は「伝え方」の具体的な手法の紹介が主です。簡潔でわかりやすい。表紙のデザインの通りです。 2013年に出版されてから100万部も優に超えるヒット作で、2015年には、「伝え方が9割②」が出版されるなど、知らない人の方が少ない名著ですよね。 チャットアプリやリモートワークも普及し、コミュニケーション形態が変化

          リモートワークの拡大で見直される【伝え方が9割】の重要性

          メモって何で大事?【メモの魔力】

          今回紹介するのは、 「メモの魔力」です! 古本屋に行くと、棚の一列全部がメモの魔力で埋め尽くされてしまうほどに有名で人気な一冊ですよね! メモをとることの重要性は、自分自身なんとなくわかっていた気でいたためか、今までなかなか手に取ることはなかったのです。 公園のベンチで日向ぼっこしながら、2時間程度で一気に読了。最近は公園で読書するのにちょうどいい気温なのです。 メモというのは、大事なことを忘れないようにするための「記録」としての役割という認識が強かったのですが、どう

          メモって何で大事?【メモの魔力】

          マッキンゼー流 問題解決・ロジカルシンキングの教科書

          今回紹介するのは、 「マッキンゼー流 入社1年目 問題解決の教科書」 「マッキンゼー流 入社1年目 ロジカルシンキングの教科書」です! 三軒茶屋のブックオフでたまたま手に取った2冊です(笑)。2013年出版ということもありどちらも220円だった割には満足感がありました。 仕事術とかフレームワークってどの本も一緒だし、読むだけ疲れるという印象で、本書も教科書と書いてあったので、始めは気が重い部分もありました(笑)。 しかし、実際は筆者のオリジナリティを感じられる内容で、教

          マッキンゼー流 問題解決・ロジカルシンキングの教科書

          FACTFULNESS

          今回紹介するのは、 言わずと知れた名著である「FACTFULNESS」です! 書店でも目にすることが多く、読んでみたかったのですが、本の厚み故に手を出しておりませんでした。 実際は、本というよりも資料に近い感覚で読むことができ、そこまでカロリーを使わない内容になっております。 統計に基づく正確なデータをもとに、世界の実情を教えてくれるわけですが、何よりも重要なのは「10の思い込み」を防ぐ方法です。 世界は常に変化しており、FACTFULNESSが出版されたのはコロナが

          FACTFULNESS

          「やりがいのある仕事」という幻想

          本日紹介するのは、 「やりがいのある仕事』という幻想」です! 就職について悩んでいた私にとって、違った角度からの視点をくれた本であり、約200㌻の分量ですが1日でサクッと読めてしまう手軽さがありました。 「すべてがFになる」でもおなじみ、筆者の森博嗣さんは「これから就活をして、立派なビジネスマンになりたい!」と意気込んでいる人にはあまり適さないと述べていますが、私もそう思いました(笑)。 そこまで働くことに前向きになれず焦りを感じているならば、そんなに心配することないよ

          「やりがいのある仕事」という幻想

          働き方2.0VS4.0 不条理な会社人生から自由になれる

          初投稿にて投稿する本は、 「働き方2.0 VS 4.0 不条理な社会人人生から自由になれる」です! 社会人二年目になる恩師から紹介された「働き方」に関する一冊。 学生のうちに出会えてよかったなと思える本でした! 働き方1.0~5.0 まず、この本で定義されている働き方は以下の通りです。 日本的慣行(笑)。私たちはまだ働き方1.0に縛られているのに、働き方5.0まで定義されているなんて…。 (私には世界と日本を比較できるほどの知識を持ち合わせていないので、働き方3.0

          働き方2.0VS4.0 不条理な会社人生から自由になれる