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【ピアノ日記】練習の最初にするルーティーン・覚え書き

今日は、最近の練習初めのルーティーンを、個人的な備忘録として書いてみようと思います。というのも自分的には、このルーティーンをやって体をニュートラルに戻すことは、演奏するにあたってとても重要だし必要なことのような気がしているので、忘れたくないのです。
あくまでも現時点でのもので、またやっていくうちにアップデートするとは思うけど、分からなくなったり忘れたりしたらいつでもここに戻ってくればいいというような、超私的なメモです^^

それは…。ブラームスの練習曲やハノンなど技術的には難しくない曲を弾きながら、以下のことを意識して、まず体を整える。

1. 胸を緩める、胸の力を抜く(胸骨のあたり)

2. 左右の鎖骨周辺の力を抜く

3. 「肩の力を抜く」+「肘を突っ張らず、自然に落とす」
(これ、言葉にすると簡単だけど実際やるのは難しい。そうそう、「肩肘張って」みたいな表現がありますね~。日本語ってすごい)

4. 腰に不要な力を入れない、反らさない

5. 体中の関節を緩めて体が自由に動くようにする


練習曲が終わって普通の曲を弾き始めても、極力上で作った体感のまま弾きます。その時、和音の響きを毎回新鮮に楽しみながら弾く(楽譜の縦線ごとに細かく音楽を感じていく感じ)。するととっても弾いてて楽しい。そして体もラク。まるで体が空洞のように感じられて、いい弦楽器を鳴らした時のようにいい音が出る、みたいな感じ。
ここに、「うまく弾いてやろう」とか「ミスタッチしないようにしよう」などと雑念が入ると、とたんにこのラクさ・楽しさが消えてしまうので注意😂

また、練習曲と違って曲になるとテクニック的に難しい箇所がどんどん出てくる。そういう時に私は肋骨の下の方に力が入って、ぐ~んと上体が上がり、戦闘態勢みたいになってしまうので、「肋骨の下の方(みぞおち?)の力を抜く」ことも忘れないようにする。

同じく、難しいところに来た時に「口の中を緩める、歯を食いしばらない」ことも思い出す。

番外編として、「笑いながら弾いてみる」(口角を上げる)
これ、気付いた時にハノン一曲だけでもやってみると、体がすっごく緩みます! 笑いながら弾くと曲中に出てくるアルペジョもがっつり気持ちよくハマることを発見。口角を上げるだけで免疫力が上がるという記事を読んで、自ら編み出した秘法、笑。

ちなみに、これらは先週位から突然ルーティーンに加わりました。今までアレクサンダー・テクニークのレッスンで習ったことや自分で気付いたこと、整体やヨガ・古武術系の本を読んで得た知識を自分の中の貯蔵庫にためていたのが、ここ一週間ぐらいでドカッと一気に表に出て来て、「あっこれは私にとっての真理だ!」と、頭で考えたのではなく心からそう思えたわけなのです。

中でも、「胸の力を抜く、緩める」。この状態で演奏するのが自分的にはすごく新しい感覚で、これができるとすっごく楽。演奏に限らず日常生活でもなんでも楽。
これは心理セラピストさんの実験動画よりヒントを得た。これをやると、いかに自分が普段から緊張して生きているかがよく分かる。。

でもって、願わくば本番で上記のような状態で弾けると、とってもよいのですが!!(今度の本番でできるかどうか試してみます)
正直これらは全部ピアノを弾いてなくてもできることなので、日常生活でも極力思い出して、無意識でもできるように、体に落とし込もうと思います。

やっぱり書くと整理されてイイな。これを五箇条の御誓文みたいにして、紙に書いてピアノの横の壁に貼っておこうかな、笑。

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