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出雲一人旅②絶品出雲そば食レポ


さて、お昼ごはんである!

以前担当患者さんに教えてもらったお蕎麦屋さん、「一福」が松江駅のすぐそばの百貨店に入っていたので、そこで食事を取ることに決めた。
(なぜ松江駅かというと、出雲空港に便が到着するたびに出るバスの行き先が出雲大社と松江の2択だからだ)

この百貨店、ちょうど翌日閉業することになっていたんだそうで、いろんなものがセールになっていた。
ごはんの前に、買う予定でなかった鞄を買ってしまい少し反省。

さあ、注文したそばが運ばれてきた。

舞茸天ぷら割子(1650円)

割子そばというのが出雲に伝わる伝統的なお蕎麦で、上の一段目につゆを注ぎ、食べ終わったら二段目に、次は三段目に…と残ったつゆを移し替えて食べるものなんだそう。

コシのある香り高い麺、さくさくの天ぷら!
噛み締めるたびに歯応えと香りが鼻腔に抜けて、「これが幸せか…」と否応なしにわからされてしまう。あっという間に食べてしまった。

さらにそば湯がこれまた絶品で、じゃがいもをすりつぶして湯でやわらかく溶いたようなやさしさがある。
あまりにも美味しいので「一福 そば湯 おかわり」と検索すると、なんと無料おかわりサービスがあるらしいではないか!
恥ずかしさとおかわりしたさを天秤にかけてみる。一瞬で後者が勝った。
そば湯のおかわりをお願いすると、店員さんは快く承諾してくれた。

そば湯を飲みながら次の電車を調べる。
現在時刻は14:30、次の電車は14:48。ここから駅まで歩けば5分か。…そば湯を頼んで冷まして飲み切るまで10分程度。……イケる!
こういうとき、余裕を持って到着することよりも幸せな感覚を最大限味わうことに重きを置く悪癖が私にはある。

そば湯をもう一杯おかわりし、ゆったりいただいたあと、大急ぎで店を後にした。

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