見出し画像

不思議な話。

皆さまいつもお読み下さりありがとうございます。
今回は、未だ忘れられない不思議なお話です。

 私が当時、神戸三宮が遊び場所だったのですが、
その帰りのお話です。

阪神地域というのは簡単に大阪を起点にして西へ姫路〜まで、昔の国鉄、今のJR、それに並行して阪急線(大阪ー三ノ宮)、三ノ宮から西へは山陽本線となり(三ノ宮ー姫路)へという路線と阪神本線(大阪ー三ノ宮)という路線が走っていた。

JR線 東海道本線 東西ど真ん中を走る
阪急線 大阪梅田〜神戸三ノ宮 東西山手側を走る
阪神線 大阪梅田〜神戸三ノ宮 
三ノ宮以西は山陽線〜姫路まで 同、東西海側を走る

、、説明って難しいなぁ。。

当時、流行り出していた、床にピーナツの殻が無造作に捨てられている立ち飲みバールの店で、未成年にも関わらず、大人に混じってウイスキーを飲んでいた。 ただ、それだけで満足をしていたのです。

そして、帰りの時間を気にしながらJR三ノ宮駅に駆け込み、最終に乗って帰るというのが週末の正しい過ごし方でした(笑

ある時、いつもの23:52分だっけな、、記憶が残ってませんがいつもの最終だったと思います。 その電車に乗り、ぼーっと外を眺めていました。

時期は夏、月は出てなく真っ暗、昔は電車の窓は勝手に開け閉めをしていたので、開けた状態で風が入って来る中、少しだけうつらうつらとしていた時に、ふと何かに促されるように目を開けた。

窓の外に目をやると、並行して走る国道2号線、大動脈の国道に全く車が走っていない。 不思議だなと思いながら、列車の車内をぐるっと見ると、誰一人乗っていない。 ただ田んぼのど真ん中を走り抜けて行く列車の線路脇に生えている雑草が風圧で激しくざわっざわっと揺れる音だけが響き、あとは無音。
田んぼに張られた水面に列車の灯りだけが反射しながらぼーっとした光の塊が走っている変な感じでした。

変な日だな。 そう思いながら駅に着き、電車を降りると、急に雑踏と雑音で現実に引き戻されたような感覚に驚いた。 ”いつもと一緒だ”
駅から自宅へは線路の脇の畦道を歩いて帰るのだけど、なぜか電車が走ってきた。そして、満員。それこそ、いつもの最終、満員なのです。

私は何に乗って帰ってきたの? と、なるわけです。
未だに理由付けが出来ません。
間違いなく最終に乗ったのです。もしかしたら最終前の電車に乗ったのだとしても、誰も乗っていない電車は今まで経験したことがないのです。

すっぽりと時間の隙間に落ちかけたのかなぁ。。
若年性ボケでないことを祈りながら、、あ、、今もボケてるかぁ!
まぁ、いいや!という事で、この件は記憶から捨てる事にします!

いつも何の役にも立たない記事をお読み下さり、ありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?