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神の御心

 この3年間はChristmasをハワイの島、マウイ島やハワイ島で過ごしていた。冬服を纏ったサンタクロースではなくビーチに薄着のサンタクロースが居るところである。只、一番肝心な部分のクリスマスのごミサにはプロテスタントが多いアメリカ、特にハワイでは与ることが難しい。
 一応、教会へは行ってみるが飾り付けがあっても「何か」というより「明かに」教会全体が違う雰囲気だ。明る過ぎるのだ。気候のストレスがないハワイでは寒さというファクターがないことは喜ばしいことでも雪がないChristmasにはまだ慣れない。
 今年は、春、夏二人夫々にアイルランド、スイス(+フランス)と出掛けた為に共通の旅の思い出がなく、慌ただしかったが10月初旬から年末に過ごすミラノから入りフィレンツェへの二人での旅行を計画して「いた」。

 Christmas eve にミラノに到着する。この日のeveごミサには間に合いうが初めての街では深夜に動くこともあり危険が伴う可能性を考慮し控え、翌日移動先のフィレンツェでクリスマスごミサに与る予定だった。
 Ah~、なのに、なのに先週木曜日にパートナーが右足を骨折。
 腫れが引かないので捻挫ではないわね、と想像していた通り整形外科では2Wはひざ上のギブス着用の刑を言い渡される。(お決まりコース完治一か月)現時点が一週間前にあたり飛行機座席の取り直しは困難であるし、何よりも松葉づえで石畳は酷だ。諦めざるを得ない。
 今回のようなドタキャンに近い展開は初めてである。
 昨日、行きつけのレストランにてダメ元でクリスマスケーキ予約は間に合うか訊ねたが一週間前でも此処もまた間に合わず。自分で焼くしかない。クリスマスの食事も松葉づえ問題があるので都内レストランは難しいし、そもそも予約はcancel待ちしかないだろう。…とかなりの試練×試練状態である。
 title「神の御心」である。イタリアでのごミサではなく所属教会へ行きなさい、ということなのか。
 旅行を準備してくれた彼へのお礼を込めて、Christmas present に時計を準備していた「Christmas in Firenze」と裏側に刻印して。本当に溜息。
 Christmas present お預け、二人のどこに問題があったのか今は解らない神さまの御心はいつ解るのでしょう。
 23日から元日まで真っ白な予定表見つめながら。
 *写真は一昨年のVatican

 


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