同級生がやってきた

高卒4年目のシーズンが終わった、2020年冬。
2016年ドラフト高卒組と同い年の大卒ルーキーが入団してきた。

木澤尚文 1998年4月25日生(慶應大・投手)
山野太一 1999年3月24日生(東北福祉大・投手)
元山飛優 1998年12月4日生(東北福祉大・内野手)
並木秀尊 1999年3月23日生(獨協大・外野手)
丸山翔大 1998年8月22日生(西日本工業大・投手)

1998年度生まれが高卒ルーキーで入ってきたのは、4年前。東京ヤクルトスワローズには、3人入団した。

寺島成輝 1998年7月30日生(履正社高・投手)
梅野雄吾 1999年1月13日生(九州産業大学付属九州産業高・投手)
古賀優大 1998年8月7日生(明徳義塾高・捕手)
長谷川宙輝 1998年8月23日生(聖徳学園高・投手)

長谷川は、ソフトバンクからやってきた「移籍組」だ。

この間、高卒-社会人のルートであれば3年後、高卒-独立リーグのルートは1年後に、NPBドラフト指名による入団が可能になる。しかし、東京ヤクルトスワローズの場合、2017,2018,2019年ドラフトにおいて該当する選手はいなかった。

このことが「再会」であることを、私は、2020年ドラフト2位・山野太一のエピソードで実感した。

甲子園で対戦経験のある二人は、「なるきち」「たいち」と呼び合う仲だそうだ。やはりプロ野球の世界は、エリート集団だ。

同級生。チームメイト。ライバル。友。いろいろな面を持つ関係性。時には疲弊し、焦燥することもあるだろう。

その乗り越え方を知らない一ファンができること。それは、全員応燕することだけだ。
みんな、笑ってグラウンドに出て行ってほしい。それだけを願っている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?