見出し画像

Vol.32 心の機微を捉え、フォローアップに努めるべし

皆さん、こんばんは!
早速ですが、【機微】という言葉を耳にした事があるでしょうか。モヤモヤしてよく分からないというイメージがあると思いますが、【機微】を三省堂大辞林で調べてみると、以下のように書かれています。

きび【機微】
表面からは知りにくい微妙な心の動きや物事の趣。

他者を理解する上で、心の機微を捉えることは肝要だと思います。ですが、重要性を認識していたとしても、常に緊張した状態を保つことは容易ではありません。今回はそんな状況を経験した私のお話をしようと思います。(今日経験したことです。)

ある患者が誕生会を終え、看護師と共に病室に帰って来たので、私は患者に近づきお祝いの言葉を掛けました。そばにいた看護師が笑顔で患者の年齢を私に尋ねたので、冗談で20歳だと伝えると、看護師の表情が一転して曇り、私も20歳だったらなぁと溜息混じりで呟きました。

私はその看護師がアラサーになった自分を気にしていることを以前から知っていましたが、冗談で20歳と言うべきではなかったと後悔し、フォローのつもりで人は誰しも18歳の心を持ち続けていると謎名言⁉︎を持ち出すと、同じ病室にいた他の看護師がそれを聞いて18歳いいですねとポツリ。その看護師も実はアラフォーだったのです。2人とも悲しそうな態度を取り始めたので、これ以上言うとドツボに嵌ると思い、そそくさと病室を出ました。

後ほど、テラスで栽培しているミニトマトを携え、言葉では無くモノでフォローしましたが、普段から相手の心の機微を捉えないといけないと反省しきりでした。

まとめると、年齢を気にしている看護師2人に対して、空気を読まずに18歳、20歳と具体的な数字を挙げて場の空気を悪くさせ、後で看護師2人にミニトマトで機嫌を取ったという話です。

言葉の使い方には気を付けたいものですね。

日々是好日