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「あの人はいつも」は本当ですか?

人には

十分なサンプル数がなくても「みんな」「いつも」と認識し、
それを信じ続けてしまう

というバイアスがあります。

では、たとえばある人が怒っている場面を何回くらい見たら、
「あの人はいつも怒っている」という印象になると思いますか?



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小さい頃、「みんな持っている」と言ったら母に、「みんなって誰?」と聞かれていました。

「ええっと、○○ちゃんと、○○ちゃんと…」

「みんなじゃないでしょ!」

なんてご経験がある方も多いかもしれません。


わたしたちは

同じものを持っている人が3人いたら、無意識に「みんな持っている」と思うのです。

同じ人が3回怒っている場面を見たら、無意識に「あの人はいつも怒っている」と思うのです。

ちなみに、ブラジルのアマゾン奥地に住むピダハン族は、数を数えるとき、3以上は「たくさん」を意味するのにあたる言葉を使うそうです。

人は「3」を超えると、「たくさん」って思うんですね。


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「みんな」は本当にみんななのか。

「いつも」は本当にいつもなのか。

一度疑ってみると、それまでとは違うものが見えてくるかもしれません。

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バイアスは、その存在を知るだけで外すことができると言われています。
しかし「知ることで外せる」期間は3週間くらい。
あなたのマインド・トラップ、定期的に確認しませんか?




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