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インセンティブツアー・報奨旅行とは?目的やおすすめの行き先、注意点を解説

(この記事には一部プロモーションが含まれます)

皆さんの会社にインセンティブツアーはありますか?
「インセンティブツアーに興味がある!」
「具体的に知りたい!」
「え、、そもそもインセンティブツアーって何?」というあなたも、この記事を読めばその魅力に気付くはず。
日本ではまだなじみが薄いインセンティブツアーですが、海外では多くの企業が実施しており、日本でも徐々に導入する企業が増えているんです!そんな今大注目のインセンティブツアーについて、その意味や目的、事例、注意点などを一から解説していきます。


1.インセンティブツアー・報奨旅行とは

まずは、インセンティブツアーについて理解しましょう。


1.1インセンティブツアーの意味


インセンティブツアーとは、優秀な成績を残した社員や販売員に対して、企業が実施する旅行のことを指します。成果を出す社員や販売員に対する報酬として会社が招待する旅行であり、日ごろの努力に対するねぎらいの意味があります。
また、モチベーションの向上や結束力の強化が期待でき、更なる発展のきっかけにもなるんです!


1.2社員旅行との違い

「社員旅行とインセンティブツアー、何が違うの?」と思った方も多いでしょう。しかし、その対象となる参加者、旅のプランには大きな違いがあります。
社員旅行は従業員全員が参加するリラックスや親睦を目的とした旅行であるのに対し、インセンティブツアーは特定の成果や優れたパフォーマンスを上げた社員や販売員を対象に行う旅行です。また、その家族も対象になるケースもあります。
さらに、選ばれた人しか行けない旅だからこそ、社員旅行よりも豪華なプランを立てるケースが多いのも、インセンティブツアーの特徴です!


2. インセンティブツアーの目的

では、インセンティブツアーの目的について、具体的に見ていきます。

2.1 モチベーションアップ

インセンティブツアーの主な目的の一つは、従業員のモチベーションを高めることです。成果を上げた個人やチームに対して報酬として旅行を提供することで、目標達成への意欲が高まり、更なる成果を生み出すことが期待されます。
私も、「豪華旅行に行けるならもっと頑張ろう!」と思ってしまいます。

2.2 関係の構築

インセンティブツアーは優秀な社員が集まるため、関係構築の良い場になります。また、社員旅行とは違い、人数も限定されているため深い親密な関係を築くことができるのも、インセンティブツアーならではですね。


2.3企業と社員家族との関係構築

インセンティブツアーは社員だけでなく、その家族も参加するケースがあります。
社員が会社で優れたパフォーマンスを発揮できているのも、ご家族の支えがあってこそ!社員のご家族を招待することで、日ごろのサポートに対する感謝を伝えることができます。


2.4エンゲージメントの向上

インセンティブツアーは、社員のエンゲージメント向上にも寄与します。というのも、従業員にとって特別な経験となり、自社への愛着や誇りを高めることが期待できるからです。これによって、社員の働きがいや組織への貢献意欲がより一層高まることでしょう。

2.5リラックス

成果を上げた従業員にとって、仕事から解放されリラックスする時間は大切です。
また、リラックスすることで、クリエイティブなアイデアを思いついたり、より効率的に業務に取り掛かったりできるでしょう。


3. インセンティブツアーの国内外での取り組み​

3.1インセンティブツアーの国内事情

「エアトリ」の調査によると、インセンティブツアーを実施している国内の企業は14.7%と、まだまだなじみが薄いことがうかがえます。一方、回答者の7割以上の人がインセンティブ旅行の制度があれば仕事に対するモチベーションが上がると回答しています。
こうした状況を踏まえると、今後実施する企業がさらに増えてきそうな予感がしますね。


3.1インセンティブツアーの海外事情

日本政府観光局(JNTO)より引用

一方、成果主義が根付く海外ではインセンティブツアーを実施している企業が多く、非常になじみ深いものとなっています。また観光庁の調査では、コロナ前の2018年に日本を訪れたインセンティブツアー客は12万人に上るとされています。さらに、インセンティブツアーでは貴重な体験や食事を楽しむケースが多く、豪華なツアーを用意する企業も多くあります。
このように、海外ではすでにメジャーとなっているんですね。


4.おすすめの行き先

ここまでで、インセンティブツアーについては理解が深まったはずです。
そんな魅力たっぷりのインセンティブツアーのカギを握るのはその行き先
ここからは、タイプ別におすすめの行き先を紹介していきます。


4.1 リゾート地

まず最初のおすすめはリゾート地!
透き通る海、白い砂浜、トロピカルな自然に心癒されること間違いなし!
また、ご家族を招待する場合は、子供連れの家族にも大人気です。


4.2 温泉

国内の温泉地も、リラックスと癒しを求めるインセンティブツアーにぴったりです。参加者は日ごろのストレスから解放され、のんびりとしたひと時を過ごすことができます。


4.3 アウトドア

アクティブな旅をしたいなら、アウトドアアクティビティがおすすめ!
BBQやグランピングは盛り上がるので特におすすめです。また、アウトドアは他の参加者と関われる機会も多く、交流を深めるいい機会にもなります。
日ごろのチームワークを生かして、最高のアウトドアを楽しみましょう!

ちなみに、このすべてがつまった魅力的な場所があるんです。それは兵庫県にある「淡路島」
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5. インセンティブツアーの費用・税金事情

インセンティブツアーの計画においては、経費や税金にも注意が必要です。
では、詳しく見ていきましょう。


5.1 インセンティブツアーの費用

インセンティブツアーは会社が従業員を招待する旅行であるため、交通費や宿泊代など、旅行にかかる費用は原則として、全額会社負担となります。また、従業員のご家族を招待する場合は、家族分だけ自己負担、割引価格での招待、1名まで無料招待など、柔軟に対応することも必要です。
参加者からすれば、豪華ツアーに自己負担なしで行けるのは、うれしいポイントですね。


5.2インセンティブツアーの経費・税金

インセンティブツアーの実施には、費用の税務上の扱いに注意が必要です。なぜなら、一般的な社員旅行とは大きく異なる点があるからです。

まず、一般的に社員旅行は福利厚生費として扱われます。福利厚生費として扱われるためには、次の要件を満たさなければなりません。

1.社会通念上一般的である
2.4泊5日いないの旅行である
3.参加する従業員の数が全従業員の50%以上であること

1は、要するに過度に豪華すぎるものに関しては福利厚生費として認めないということ。
2は、海外旅行の場合、機内泊は4泊5日のうちに数えないという点も注意が必要です。
3は、参加者の割合に加え、参加者を限定しないという規定も含んでいます。そのため、一部の役職に限った旅行などは、福利厚生費に当たりません。

社員旅行はこの3点を踏まえたうえで実施されるケースがほとんどですので、福利厚生費として扱われるわけです。

では、インセンティブツアーはどうでしょうか?
インセンティブツアーは参加者を限定している点、福利厚生費としての要件を満たしません。そのため、インセンティブツアーの費用は給与または賞与として扱う必要があります。これは、成績優秀者のみに参加者を限定しており、労働の対価とみなされるからです。
また、参加者からすれば、課税対象となる給与所得が増えることになります。そのため、混乱やトラブルを起こさないために、事前にきちんと周知を行いましょう。


6. インセンティブツアーの注意点

インセンティブツアーは、従業員にとっても、会社にとってもメリットが多いプログラムですが、良いツアーにするためには入念な計画と配慮が求められます。
インセンティブツアーの成功も、こうした下準備があってこそ。
以下に注意点を挙げます。


7.1 不公平感

インセンティブツアーは、一部の参加者に対してのみ実施されるため、他の従業員に不公平感を抱かせないように配慮することが重要です。インセンティブツアーの選定基準や選出プロセスを明確にし、透明性を保つことで信頼性を高めましょう。
また、不公平感をなくすために、旅行内容にも気を配る必要があります。もちろん、成績優秀な社員への労いをこめた旅行ですので、豪華な内容にすることでモチベーションの向上につながります。しかし、余りにも豪華すぎる内容だと、選ばれなかった社員は逆にモチベーションを落としてしまいますよね。このように、インセンティブツアーは参加できない社員に対しても気配りをすることが大切です。


7.2 参加者への配慮

旅行中は、参加者の個別の事情や要望を理解し、配慮することが大切です。健康上の理由や家族の都合など、参加に際しての留意事項を考慮することで、より多くの参加者がプログラムを楽しむことができます。さらに、家族同伴のインセンティブツアーを実施する場合、子供が楽しめる場所はあるか、子供向けのコースやメニューがあるかなども確認するようにしましょう。


6.3 参加の強制

インセンティブツアーは日ごろの成果に対する労いを込めて、会社が招待するものです。そのため、参加を強制することは好ましくありません。もちろん、多くの社員が参加することで達成できる目的もありますが、それを理由に参加を強いることは、かえって社員のモチベーションを下げることになります。
参加を強制するのではなく、参加したいと思えるような旅にすることが大切ですね。

以上、インセンティブツアーについて解説してきました。どうでしたか?
魅力たっぷりのインセンティブツアー。
「インセンティブツアー、初めて知った」という方はご自身の会社でも実施を検討してみてはいかがでしょうか。
また、「実施しようとは思っていたけど...」という方は、これを機に企画してみてください!

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ブログを読んでいただき、ありがとうございました!


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