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淡路ラボインターン2期生 一歩のきっかけ『嫌いな自分を変えたいあやか編』

淡路ラボインターン2期生の井治彩花(いじあやか)さん。株式会社成田のインターン生として、2月から淡路島でプロジェクトに取り組んでいます。彼女は地元の愛知淑徳大学に通う3年生で、普段は観光の勉強をしています。今回は、就活に不安がある女子大生が淡路ラボインターンに参加することになった経緯とインターンに懸ける想いについてインタビューさせていただきました。

淡路ラボとは…
「国始まりの島から、共に未来 をつくる」をコンセプトに掲げるオープンイノ ベーションプラットフォームです。淡路島を島 まるごとラボとし、挑戦したい⼈や企業、特に 若者をつなげて、未来の仕事づくりと⼈づくりにつながるプロジェクトを創出しています。 これまでに、⾏政、地元企業、⾦融機関、⾼校⽣、⼤学⽣、社会⼈など分野問わず様々な⼈とつながり、共創の動きが⽣まれています。また、兵庫県で初の⼤阪・関⻄万博共創パートナ ーに認定され、2025年までに100件のプロジェ クトを世界に発信することを⽬指しています。 淡路ラボは、失敗を恐れず新しいことに挑戦する場を、みなさんと共に創っていきます。

株式会社成田インターンプロジェクトについて
普段は総合建設業を軸にしながら、「困った時に成田くん」をコンセプトに地域のお困りごとを解決する地域デザイン企業です。インターンでは、「若者が地域課題に挑戦する淡路島にする」という目標を掲げ、淡路島の高校生が地域課題と向き合うきっかけを作るための出前授業をインターン生が企画・実施していきます。

自分このままだったら、、、


こにー:そもそも淡路ラボのインターンって何で知りましたか?

あやか:Instagramのストーリーでインターンのマッチングフェアがあることを知り、軽い気持ちでイベントに参加しました。

こにー:そこからインターンに参加しようと決断したのは、どうしてですか?

あやか:理由は2つあります。まず1つ目は、胸を張って言える自分の実績が欲しかったからです。今の私は人より秀でているものも目に見える活動の実績も特になくて、就活で同じレベルの子がいたとき100%落とされる側の人間だと思います。何かやらないと、今のままでは自分が本当に希望している会社への就職が叶わないと思いますね。だから、インターンに参加して自分の実績を作りたいと思いました。

2つ目は、今しかできないことを今やりたいからです。本当は今年の夏にもインターンに参加するはずでした。でも、コロナ感染が拡大して緊急事態宣言が出ている地域の人は参加できないことになってしまいました。そのように活動に制限がいつかかるか分からない状況がこれからも続いていくと思います。だから時間を無駄にしないためにも、今できることに挑戦したいなと思います。

与えられたチャンスは、絶対掴みに行く。

こにー:実績が欲しいということでしたが、インターン先はどうして株式会社成田だったんですか?

あやか:最初は成田じゃなくてさくら助産院を志望していたんですけど、人気だったこともあり選考落ちしてしまったんですよね。その時、淡路ラボのコーディネーターに、「成田どう?」と声をかけていただきました。学童でバイトしている自分には、教育系のインターンは合っているし、今大学で学んでいる観光のこともこのプロジェクトなら活かすことができるとも思いました。せっかくいただいたチャンスは無駄にしたくないという想いが自分の中にあり、成田でインターンすることを決めました。

人を自然と引き付ける人になりたい。

こにー:その掴んだチャンスを通して、どんな自分に成長したいですか?

あやか:私は今の自分が嫌いなんです。他の人が普通にできることとかができなかったり、言葉にとげがあったり基本的な人間の部分が欠けてると思っています。だからインターンの活動を通して人と接していくうちに、そういう部分を直していきたいです。

こにー:今の自分を変えたいと思っているんですね。インターン生や身近な人に、自分がなりたいと思う理想の人はいますか?

あやか:います。たかべホームズでインターンしているたおちゃんです。彼女は25歳の社会人ということもあり、相談に乗ってくれたり、場の盛り上げ役だったりして、まだ出会ってから日は浅いんですけど、みんなに尊敬されている人ですね。そういう自然と周りに人が集まってくるような存在に自分もなりたいと思います。

素直な自分をさらけ出したい。

こにー:理想の人が近くにいるうちに、じっくり観察して技を盗めたらいいですね。最後に、現地滞在が終わる1か月後の目標を聞かせてください。

あやか:成田のインターン生としては、淡路島の方40人にお話を聴きに行き、何かやりたいことがあった時連絡できる関係性を築きたいです。

個人としては、みんなの前で素直になりたいです。私は結構みんなの前で甘えにくくて、ひとりでなんとかしようと考えがちなんです。せっかくチームでやっているので、みんなの力も借りてより素晴らしいものを作るためにもひとりで抱え込むのではなく、積極的にみんなの手を借りたいです。


「与えられたチャンスは絶対掴みに行く。」インタビューのとき、あやかさんがおっしゃっていた言葉です。強い意思を持ち、決して自分自身に妥協しないあやかさん。さらに自分の弱い部分も認め、それを変えたいとも思える人は同世代にはなかなかいないです。あやかさんにとってこのインターンが、本当に自分を変える人生のターニングポイントになることを願っています。

文/こにー(淡路ラボ ストーリーテラー)




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