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ウイルスの語源をおっかけろ!#2

の続きでございます。

さて、前回は、ウイルスがなんやマッチョな世界観とイメージ的には同じ源なのではないか疑惑、を追ったのですが、さらに続き。

sの音が脱落したとすると「ヴェ」の音が残ってくるので
試しにweir で追ってみると、

From Middle English were, from Old English wer, from werian (“to dam up”), from Proto-West Germanic *warjan, from Proto-Germanic *warjaną, from Proto-Indo-European *wer- (“to cover”); Cognate with Old Norse ver (“station for fishing”), Sanskrit वृणोति (vṛṇóti). Related to warranty.
https://en.wiktionary.org/wiki/weir#English

せきとめる、守る、といった「結界」の風景がでてきます。
あわせてSanskrit वृणोति (vṛṇóti)から辿ると

From Proto-Indo-Aryan *wr̥náwti, from Proto-Indo-Iranian *wr̥náwti, from Proto-Indo-European *welh₁- (“to wish, desire, want”). Cognate with Ancient Greek ἔλδομαι (éldomai), Old English willan (whence English will).
https://en.wiktionary.org/wiki/%E0%A4%B5%E0%A5%83%E0%A4%A3%E0%A5%8B%E0%A4%A4%E0%A4%BF#Sanskrit

वृणोति • (vṛṇóti) (root वृ, class 5, type P)
to choose, select, choose for oneself, choose as or for
to choose in marriage
, woo
to ask a person for or on behalf of
to solicit anything from
to ask or request that
to like better than, prefer to
to like, love (as opposed to 'hate')
to choose or pick out a person (for a boon), grant (a boon) to

結婚に関連するキーワード、それから、欲望を叶えるために選び取る、みたいなニュアンスがでてきます。

この2つのイメージ物語をつないでみると、人間社会で「吉」とされるようななにかを守るために、縛るツール=結界の機能性、みたいなものが、うかびあがってきますね、、結婚は、別に愛の証ではなく、財産を守るための契約だ、と言ったのはかの世界政府創始者に入るであろうバートランド・ラッセルでしたっけ。

そしてこの、マッチョに活躍して財を手にし、それを代々守り抜くための結婚 という現世的システムを、霊的な世界に持ち込むと、それはなんとも陰陽師的風景になりますね、、お札貼って、呪文唱えて、悪霊たいさーん!って、、、


そして、堰き止める風景というのは、時間的に少し前後すれば、その「ダムの決壊」も含まれてくるわけで、

それはそのまま、ウイルスに感染して免疫が作動し、免疫が戦う様子=症状の発現 っていう風景にオーバーラップしてきませんかね?

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ここでようやく、ウイルスと、力の世界の関連性が、ちょっとみえてきます。

つまり、ウイルスと戦う免疫機能、そして、それを、外からの介入でどうにかしようとする行為(これは、、そのものずばりは書かないでおきますね)というものは、この風景と非常に関係する、ということです。

そして、まだこれには続きがあります。

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