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ヨガと糖尿病~心と体と血糖値~ Vol 03. ③それは血糖値に影響を与えるから

ヨガは自分自身を整えることで人生をよい方向に導いていく方法です。
本来の自分を取り戻すための修練です。糖尿病のあるなし、持病のあるなしを問わず、本来の自分です。

日々の暮らしで血糖値を整える必要のある私たちにとって、ヨガは良い影響を与えてくれます。血糖値を無理に下げよう、上げようとするのではなく「整えようとする」という意識で練習を行うことが良いと考えています。
そして練習が進んでいくと、私たちは「血糖値や体調を自分で整えようとするためのやり方を知っている」ということが自信になってきます。


人それぞれに体や心も個性があるので、自分自身に合ったやり方で、自分の為だけの練習をして行くことが肝要だと考えています。では自分の為だけの練習とは何でしょうか?私自身もその答えを探っているところで、答えにはたどり着いていませんが、ひとつ言えることは「今の自分自身の状態を観察し、それに合わせて行っていく」ということだと思っています。そのために、自分自身をほかの誰かと比べないことや善悪・・良い悪いの判断をせずあるがままでいるということも大切だと思っています。十人十色・・人それぞれのやり方があるということを前提に起きつつ、私がこのようにやっていますということを本書では紹介して行きたいと思います。

ヨガは①心②体③血糖値にアプローチすること、そしてそれはそれぞれ別々に作用するのではなく、相互作用です。心への影響が血糖値へも影響を及ぼし、体への影響が血糖値へも影響します。そして血糖値が整うことで心と体も整う。相関し作用しあう関係です。本書を手に取っていただいた方はヨガで血糖値を下げようと思ってくださっていると思います。体、心へのアプローチ、相互作用を通して、血糖値を整えようとしてみましょう。