(台湾報道)メサドンの副作用に鍼とあん摩が有効か?

2020年6月の記事です。日本では薬物依存症の治療でメサドンを使用する代替療法は行われていないようですが、日本と違ってヘロイン中毒のケースが6割強を占める台湾では行われており、さらに代替療法で使用する薬剤「メサドン」の副作用の軽減に、鍼とあん摩が有効ではないかと見られているようです。

元記事タイトル「針對美沙冬療法副作用 中醫針刺/按摩 可降低失眠等」

ヘロイン依存症の患者にメサドンを使用した代替薬物療法の副作用で、不眠や注意力、集中力の欠如が出るおそれがある。その副作用向けに鍼やあん摩などの中国医学の治療法で、メサドンの使用量が減少したり、不眠が解消されたりなど、一定の効果が期待できるという。

メサドンはヘロインと化学式が似ており、長期服用するとやはり副作用が出る。

台北市立聯合医院の虞凱強医師は「不眠、注意力や集中力の欠如、便秘などが、メサドン長期服用後にQOLを低下させる主な副作用として現れる。これらは代替療法の前期で患者が再びヘロインを使用してしまう主な要因となっている」「国際論文にも鍼やあん摩などの中国医学がこれらの副作用に一定の効果があると出ている。メサドンの使用量が減っただけでなく不眠などの副作用も少なくなった」「ツボに電気針を刺して刺激することで不眠の症状を軽減させ、間接的に一日のQOLを改善できる」「ツボは合谷、足三里など、最低でも週二回」「中国医学の従来治療は薬物依存症の人々にも一定の効果が期待できる」と発言した。

ニュースソースは以下のリンク先をご参照ください。

https://www.ncasa-japan.jp/you-do/treatment-method/drug-treatment-for-drug-addiction

40過ぎて独身未婚の負け組です。時間しかないんで、その時間を使って作家を目指してます。まだ卵ですが、孵化したらサポートして下さる方をモチーフにした作品を書きたいです。