久しぶりに時間ができたので、今日は私達が音楽CD発売後に経験した山あり谷ありな話を…。

先ずは良い話から。

7月に子供向け英語ソングを発売以来、音楽活動を長年してきた主人の経験を活かして地道にプロモーションを続けた結果、オーストラリアのキッズラジオ局 Funky Kids RadioとKinderlingの2局が私達の曲をプレイリストに追加してくれて、Funky Kids Radioは10月1日にインタビュー、Kinderlingは9月22日からの1週間で特集を組んでくれることになった。

そしてなんと！国際的にもよく知られている航空会社が11月の機内エンターテイメントとして私達のアルバムを採用してくれることになった。🥳🎉 まだ少し先なので社名や詳細は語れないが、私達にとってはとびきり嬉しいビックニュースとなった。

そうそう、ここ数週間は本当に色々と嬉しいニュースも多かったんだよねぇ…。でも、予期せぬ妨害や高い壁が次々現れ、それにぶち当り疲労困憊した数週間でもあった。😮‍💨

先ず最初の出来事は詐欺警告や詐欺メールが届いたことだった。

新しいアルバムやホームページが完成してウキウキしながらSNS上の幾つかのページを構築していた時、新規で作ったメールアドレスとFacebookのページの通知に警告メッセージが届いた。

「あなたのページに掲載された内容が著作権侵害にあたると数人が報告している。正当性を証明するならリンクから…。」

というような内容だった。

自分達の音楽や画像なので著作権侵害はあり得ないのだが、まだページを作成したばかりで慌てた私達はよく確認もせずにリンクをクリック。ログイン画面が表示され、ログインすると今度はパスポート情報などを入力するページになった。

そこで直感的に「この通知元はどこなんだろう」と疑いをもった。そして調べてみると、通知元のページは当日に作成された偽ページ、しかもMetaのロゴだと思って信用してしまった通知元の写真はロゴが逆さまになっていた！🙃

ひょぇ〜！もう少しで主人は個人情報を全て盗まれるところだったぁ。😱

幸い入力する寸前に詐欺だと気がつき、すぐにログインパスワードを変更したので被害はなかったが恐ろしい経験をした。その後も数回同じような通知が届いたが、すぐに偽サイトとして報告し、ブロックしたらそれ以降は届かなくなった。

そして、その次に起こったのが画像や文章の無断使用と偽サイトでの割引販売。😣

発売当初、私が使用しているメルカリにも商品を出品していたのだが、画像と文章全てがコピーされ盗まれてしまったのだ。しかも、それが海外の幾つかの偽サイトで使用されていて、割引価格でCDが販売されているかのようになっている。きっと同じ人物が数多くの偽サイトを運営しているんだと思う。そこには在庫がないので、完全に詐欺だ。

普通の人は自分がメルカリに出品している品物をわざわざ自分で検索したりしないだろうが、私達はグループ名やアルバム名などを検索することがありたまたまこれらの詐欺サイトに気がついた。

一応、この件に関しては警察にも相談したり、詐欺サイト報告などもしたのだが、担当の人からは

「報告を受けたものはブロックなどの対応ができるがイタチごっこのようになってしまうので、ホームページなどで要注意のメッセージを掲載した方がいい」という話だった。

そんな訳で、今も2〜3の偽サイトが検索であがってくるがそのままになっている。😢

そして最後はデータベース構築の壁。

ネット社会の現在ではラジオ局やメディア、一般の人達でも詳しい人はこういったデータベースからアーティスト情報や曲の細かな情報を収集しているらしく、現代社会には欠かせないことらしい。

ただ、私達のようにネットの知識なし、レーベル所属なし、プロダクションなどの後ろ盾なしにはかなりハードルが高かった。

データベース構築の世界にはそれに精通した人達が数多く存在していて、私達のような無い無い尽くしの新参者はノーや拒絶されがちでなかなか信用してもらえない。

主人はここ1〜2週間くらいこのデータベース構築に全力で取り組んでいたが、数多くの難題や苦悩が次々に波のように押し寄せてきて本当に疲れ果てた。

もう殆ど諦めモードだったのだが、主人の真剣さや熱意、本当のことを言っているという正直さなどを感じとってくれる人達も数人現れ始め、ページ作成に助言してくれたり、協力してくれたりするようになった。

本当に有難い🥹

そんな訳で辛い思いも沢山したが、ようやく幾つかのデータベースサイトも出来上がり、内容も充実してきた。ホッと一安心だ。

ハァ〜。😮‍💨 色んなことがあった濃い数週間だったなぁ…。

新しいことを始める時には多かれ少なかれ思いもよらない問題が起こるものだが、どれだけ困難なことでも心を落ち着け誠心誠意向き合って、一つ一つ丁寧に対応していくことが大切だなと改めて思った。

疲労や失望感の中で何かを前へ進めようとすると心も体も相当のエネルギーを要する。それでも、やる気を無くしたり諦めてはいけないのだ！

今回、こうした経験をしたことでより確実にプロジェクトが前進したと感じている。今後もきっとまた新たな問題に直面するだろうが、いつでも解決策が必ずあると信じてどんどん前進していきたい。