驚くほど当てにならない違和感
ミスターセンクスが乗っているアバ郎は
左ハンドルのMTという鬼畜仕様だ
鬼畜だと皆んなは言うわけだが
慣れてしまえばそれが正義
鬼畜より社畜だよと口々に愚痴る
言わずもがなそうでんがな
MTにはクラッチというものがあって
クラッチなるものは女性に触れるような
繊細なタッチを要する時があったりする
先日アバ郎を運転していた時
妙な違和感を感じることがあった
なんだか繊細ちゃんのクラッチちゃん
今日は踏み心地が違う
違うにしても何が違うのかわからない
でもなんか違うのである
おそらくその理由は距離であり
昨日利用した代行の運転手が
シートポジションを変更したせいだ
そうかそうか草加煎餅
そう思ってシートポジションを
前後に調整する果てしない戦いが始まる
しかし今度はどうだろう
どのポジションであっても違和感を感じるのだ
昨日までベストフィットだったポジションは
今や違和感を感じるポジションになっている
このように一度違和感を感じてしまうと
元に戻ったというのにFIT感を感じず
違和感を感じてしまうことがあったりする
つまり何を学ぶかといえば
違和感という感覚は当てにならないということだ
いかに君のスティックとボールが
ポジション的に違和感を感じたとしても
もう2度とコンフォートポジション
つまりコンチンポジには戻ることはない
そうやって違和感を解消しようとすることを
諦めかけたその時
ミスターセンクスは境地に立つことになるのである
その境地の名前は「新たなFIT感プレイス」
つまり違和感さえどうでも良くなり
さっきまで違和感だったそれは
新たなFIT感へと生まれ変わるのである
どうせみんな慣れていくのであれば
私は違和感の中で生きようではないか
GOミスター違和感!
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