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投げたボールは大抵跳ね返ってくるから

ボールを投げないという選択をすることがある
それはつまりコミュニケーションの放棄である
跳ね返ってくるボールの方向や速度は
ある程度予測できることもあるが
あらぬボールが返ってくることがあって
時々その柔らかかったボールは
銃弾のように硬くなったりして
センクスのミートスティックを貫通し
全国悶絶大会が開かれる

さらに言えばセンクスはコミュ障だから
返ってきたボールをまた投げ返すのが
たまに億劫になってしまうことがある
ボールの話であるがマメじゃないのである

相手はミスターセンクスの返事など
どうでも良いと思っているのかもしれない
返事を急かされることはあまりないから
人が激怒するほど酷くはないのだろう

早くそして正しい返事を返そうと思うと
構えてしまって逆に返事ができないこともある

コミュニケーションというものは
MOTTO柔軟なものであって
ミスターセンクスが目指すコミュニケーション
つまりそれはチャットボットのようだ

クソつまらんテンプレの回答を
時間内に返すだけの存在

ミスターセンクスは人類でいち早く
AIに台頭された人間として
ギネス記録に乗れるかもしれない

MOTTOぐにゃぐにゃというか
ムラのあるコミュニケーションの方が
オモシレー人間でいられる気がしてきた

コミュニケーションという素晴らしいものを
自らのマインドで台無しにしないように
少し自らの定義を変えていこうと思っている

変化が訪れた暁には
俺のボールと君のボールを交換しよう

返ってくる君のボールを楽しみに待てるようになるまで
自らのボールを磨き続けようじゃないか!

ゴールデンボール!!!

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