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スターバックスらしからないかもしれない

すでに何度か記事には書いているが、私はEDMが好きだ。
音楽にはポップスやロックといったジャンルが存在するものだが、EDMは厳密にはジャンルではない。
人を踊らせるということが目的の音楽であって、あとは電子的であればなんでもオッケー的な意味合いで使われる。なんとも心の広いやつだ。

先日いつものスターバックスで朝のコーヒーを楽しんでいた時
聞き慣れた楽曲が店内BGMが流れてきた。
一瞬、自分のイヤホンから流れているのかと耳を疑った。
いや、これは間違いなく店内の天井に設置されているBOSEのスピーカーから流れてきている。

MarshmelloのHappierだ。

MarshmelloといえばEDM業界の中で最もも成功しているDJの1人で、ゴリゴリのハード系な楽曲が人気だ。

ゴリゴリのEDMとスターバックス
どう考えても一生交わらなそうな存在だと思っていた。

しかしこれは1年前までの概念だったのかもしれないと思い返す。

EDMがスターバックスと交わった理由は2つあるように感じる。
・EDM自体が市民権を得たこと
・EDMの楽曲がPOPS寄りに傾いてきたこと

スーパーマーケットやアパレルショップであれば前者だけで片付けられそうだが、
ここはスターバックスだ。流行っているだけでは選曲はされないだろう。
そこで思うことは後者だ。最近のEDMは随分とメロディアスになり、ゴリゴリさもマイルドになり、POPS寄りになってきたように感じる。

つまりEDMがスターバックスに歩み寄って、交わったという現象ではないかと考えている。

EDMは市民権を得ているとはいえ、まだまだ「流行り物」としてのイメージは強い。より大きな市民権を得る中で、確固たる地位を見いだせるか。
EDM界を牛耳るドン的な人の手腕が今まさに試されている。


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