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学生講師の採用についての考え方【大学受験塾開業#23】

こんにちは!
塾開業のサポートやFC展開をしているアクシビジョンの朝倉です。

個別指導塾には大学生の講師が多く活躍していますし、この大学生の力を借りなければ個別指導塾は運営できません。

個別指導塾を運営している方やコンサルタントの方の意見を聞くと、学生講師の質が個別指導塾の質であり、良い学生講師を採用して、育成できれば安定した個別指導塾を運営できるということもよく聞きます。

私が運営しているアクシブアカデミーでも同じようなことは感じていますので、良い学生講師を採用して育成することは非常に大事と考えています。

ということで、今回のテーマは学生講師の採用方法です。

この記事を読んでいただければ、どのように学生講師を採用すればいいのかをわかっていただけるかと思いますので、最後までお読みいただけると幸いです。

学生講師の質を高めるためには採用が最重要

まず、学生講師の質を高めたいと考えている学習塾企業で、研修などに費用や時間をかけているという企業は多いかと思います。ただ、それは間違っているケースが多いです。

正直、週10時間未満しか働けない学生講師を成長させるために、研修をしても正直限界はあります。アクシブアカデミーは1人に対して30時間以上研修していた時もありましたが、やはり限界があるなと感じるところでした。

ですので、研修に費用や時間をかけるよりも、採用に費用や時間をかけて最初から本当に良い人材・自塾に合う人材を採用する方が育成するよりも質を高めることが可能です。

育成より採用が学生講師全体の質を上げるポイントです。

採用する学生講師の質を高めるために必要なことは?

採用がポイントということで、どうやって良い人材を採用したらいいのかという問いには確実な答えがあります。

それは

「求人の応募数」

を最大化することです。

求人してくる方の質を高めようとするのではなく、圧倒的に応募数を獲得することを意識すれば、勝手に質は上がっていきます。

考えたら単純なことです。

3人採用したいと考えているところに10人応募がくるのと4人しか応募が来ないのかを比較した場合は

10人の場合はどの3人を採用しようかと比較できます。学力、対応できる科目、人柄など様々なことを比較して選んでいきます。

しかし、4人しか応募が来なかった場合は誰を不採用にしようという考え方になり、本当はこんな講師が欲しかったけどしょうがない。みたいな妥協の採用をするしかなくなります。

応募数さえあれば採用面接のテクニックやノウハウなど不要で、自塾に一番合いそうだなーと思う方を複数の中で比較しながら検討すればある程度問題ない方が採用できるでしょう。

なので、良い人材を採用するには圧倒的に応募数を高めることが大切ということになります。

応募数を増やすための条件・待遇設定

応募数を増やすためには単純ですが、条件や待遇をよくすれば応募数は増えます。

時給1200円と1500円であれば、高い方が応募が来ます。

また、時給は同じで1:1の個別と1:3の個別では1:1の個別の方が応募数は多いでしょう。

応募する側の視点に立てば当たり前ですが、自塾のビジネスモデルに合わせて設定することが必要です。

大学受験の個別予備校は応募がきやすい

私が運営しているアクシブアカデミーは大学受験の1:1完全個別になりますが、非常に高学歴の方が応募がきやすいと感じています。

周りの個別指導塾では小中高に全て対応して、1:2~1:3での応募をしていますので時給が同じだったとしてもアクシブアカデミーを選んでもらえるケースが多いです。

また、高学歴(特に難関国公立大)の学生は自身が大学受験を人生で一番頑張っているという方々なので、その経験を活かして働きたいと考えておりますので高校生・大学受験生を指導したいと考えてくれています。さらに、1:1ならしっかり教えられそうというイメージでも選んでくれます。

このように、大学受験の個別予備校は明らかに応募はきやすいため、優秀な講師を採用しやすいビジネスモデルとも言えると思います。

どんな待遇にすればいいのか?

応募を増やすためにどんな待遇にすればいいのかという疑問には簡単に答えられます。

近隣の塾の採用サイトを見て、そこよりも時給を高く設定するのが一番簡単です。ただ、時給はなかなか難しいということもあり、下記のような条件があればいいでしょう

・駅から近い
・スーツ出なくても出勤できる
・茶髪が許されている
・入れる時間が保証されている
・有休がある

などです。これらを自塾でどのように取り入れるかを考えるのが大事です。開業時は最初にしっかり考えて、ビジネスモデルが崩壊しない程度にできるだけ高待遇にして、良い人材を採用するのが成功する秘訣です。

まとめ

学生講師の質は個別指導塾の質に直結するため、絶対に良い人材に働いてもらう必要があります。

そのために、研修などに時間を使うより、採用に費用も時間も使うことで質を高めることができるでしょう。

より良い人材を採用するためには、何よりも求人の応募数を高めることを意識して、条件や待遇を考えていく必要があります。開業前なら、良い人材が集まるためのビジネスモデルを考えるというのが大事です。

大学受験の個別指導塾は学歴の高い講師が応募しやすいモデルなので、学生講師採用という面でも良いビジネスモデルになっています。

次回は採用するために、どんな媒体を使うなどの話を書いていければなと思います。

次回もお楽しみに〜!

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