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広報がMBAにチャレンジしている話

広報がMBAにチャレンジしている話をお届けします。
頭の良い話や意識高い話は出てこず、単なる私感・経験談なのでご了承ください。

なお、「PRLTアドベントカレンダー2022」12/23担当です。
去年もなぜか12/23担当でした。

広報にMBAが最適な5つの理由

結論からいうと、広報はMBA(経営学修士)、すなわち「ヒト・モノ・カネ」を学ぶメリットもりもりです。
MBA取ろうぜ! という話ではなく。
広報にはMBAで学ぶ「ヒト・モノ・カネ」が必須すぎる、と実感したのです。

なぜか。
シンプルです。
広報は、会社の代弁者だからです。

 【1】経営陣の思考・想いを理解し、方針を把握し発信すること(経営戦略)。
 【2】会社の価値や想いを伝えること(ブランディング)。
 【3】会社の定量的な状態や見通し、次なる事業の期待度を推し量り伝えること(アカウンティング、ファイナンス)。
 【4】商品やサービスの魅力や特性を伝えること(マーケティング)。
 【5】組織や人の魅力伝えること(組織行動、リーダーシップ、人材マネジメント)

これ、全部MBAで学ぶことです。

実務で経験できる場合はそらちのほうが100%良いですが、これらを一気に学べる職種は稀ではないでしょうか。

大学院に通い始めました

2022年4月より、グロービス経営大学院大学で単科生として学んでいます。
受験に合格したので、4月からは本入学をするかもしれません。

なぜ、大学院に通い始めたのか。
理由はたくさんありますが、大まかには三つ。

1つ目は、経営企画部配下となり、経営の知識が足りなすぎると思ったから。
2つ目は、ほぼ10年前に受けた「クリティカル・シンキング」の授業で、一生の仲間を得たから。
3つ目は、コロナで暇だったのです。飲み会減ったし。

MBAが取りたかったわけではなくて、経営の知識ないわー、クリシン楽しかったし飲み仲間できたし、コロナで暇だしもう一回行くかーというノリですね。あと、勉強趣味なんです。

とはいえ、

し ん ど い

まだ6科目しか学んでいないのですが、死ぬほど疲弊しています!!!!!!!!!!!!

正解のない問いに対して、テキストでざっくりと得た定着していない知識を用いて考え抜くような学び方。マーケティングなど、かじってきた分野ならばまだマシです。未経験のアカウンティングやファイナンス無理。財務3表読めますよ。読めますけど投資視点だったので読めるだけで作れません作り方わかりませんなのに作って会社間比較してとかなにそれ鬼なの!!!!!!!!!!! という日々です。夢でも勉強しているレベルで脳みそ使いまくっています。

多くはそんな状態なので、クラスメイトと助け合いながら予習をし、詳しい人に教えてもらい、理解できた上で授業に臨む。授業が終わったあとも復習をして学びを深める。すると、仲が深まるんですね。
GIVEは成績にも跳ね返ってくるので、成立している側面もあります。
互いに学び、仲が深まる仕組みが整っているという。

国内MBAなんて価値あるの?

グロービスのMBAなんて、国内MBAなんて、という人もいるでしょう。
有名な海外MBAのほうが断然良いのは間違いないです。ただ、数千万円かかる上に、会社を辞めて(ないし休職して)現地に行く必要があります。当然、英語はマストです。

グロービスを選ぶ人は、ステータスではなく実務スキルを求めているのではないかな、と思います。働きながら通える授業体系なので、会社辞めたくないし仕事忙しいけど知識ははよ欲しいんだ! という人が来るのかな、と。授業は平日19時から or 土日。オンラインでも学べますし、授業に参加できない時は振り替えも可能です。
私のような普通の会社員もいれば、起業家、医者、弁護士、経営幹部、幹部候補もいる。普通に海外MBA取れるだろう英語ペラペラで頭の良い人もいます。
そんな人達と一緒に学べるって、「ここがわからん!」「しんどい!!」と言い合えるって相当稀有です。

あと、やたら志を問われます。
あまり考えてこなかったのですが、強制的に考えさせられるので、私みたいな怠け者にはありがたい。

先生も、とてもいい。
いわゆる机上の「先生」ではなく、ビジネスの最前線で戦っている「先生」が、仕事していたほうが儲かるだろうに、いわば慈善事業のように次世代を育てている。
授業後に交流してくれる先生も多く、授業以上の学びに繋がることもしばしば。

終わりに

とはいえ相当しんどいので、来年には挫折しているかも知れません。
そんな事言いながら、来年は青山学院大学の「サステナビリティ・マネジメント講座」も受けに行きます。
仕事、複業もありがたいことにたくさん経験させて頂いて。
死ぬほどしんどかったですが、かなり充実した2022年でした。

MBAでの学び、サステナビリティ講座での学びともに、広報業務に生きることがたくさんあるので、今後noteでがしがし発信していきます。
2023年も、どうぞよろしくお願いします!


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