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青色申告、昨年度の振り返り、映画「BLUE GIANT」


1.Review📝
青色申告、昨年度の振り返り

〆切の前日に確定申告が終了。
4回目となる今年はなんっとしても青色で申告したく、はじめての作業だしなるべく余裕をもって…などと思っていたものの。マイナンバーの取得をさぼっていたり(e-taxでやる予定なのに結局税務署に行った)、諸々の対策も駆け込みすぎたり、複式簿記がやっぱり億劫で、結局ほぼ例年と同じ直前での申告となった。とはいえ終わった時は「ちゃんと決算した」感じというか、格別の達成感があった。

つまずいたのは貸借対照表の作成、つまり裏側で行われている「借方・貸方」=仕分けの理解。しかし簿記というのはやってみるとなるほどよくできているシステムで、仕分けさえ適切にできていればお金の「原因」と「結果」が一目瞭然になる。自分が使ったお金がどれだけ資産や結果につながったのかがよくわかり、小規模なれど経営が楽しくなる気もする。領収証を税理士に丸投げしたくなる気持ちもわかるけど、小規模事業者はできる限り自分でやった方が良いんじゃなかろうか。健康状態はちゃんと把握できていた方が良いし。個人事業主はみんな青色申告にすべし。

ちょっとずつDX化が進んでいる分野ではあるけど、アナログな領収書をデジタルなプラットフォームに移行する手間がどうしてもめんどくさい。マイナンバーの扱いにおける官民連携がもっと普及したら、紙の領収書という概念もなくなっていくんだろうか。領収証が完全にデジタル化されて勝手に仕分けしてくれたらとてもありがたい…。全部丸裸になってしまうわけなので、それはそれで物議を醸すのだろうけど。

さて昨年度を簡単に振り返ると、良いお客さんに恵まれ売上は過去最高だった。仕事をくださった皆さんありがとうございます。まずは数字面での達成について自分を褒めたい。よく頑張った!何度もリピートで発注してくれたり、過去のクライアントが名指ししてくれたりしたことも嬉しい変化だった。

一方で仕事の内訳を見ると、もちろん「仕事をもらえるだけでありがたい」という前提で、疑問や違和感を持ってしまうものもいくつかあったのが正直なところ。まだまだ「スキルと時間の切り売り」という状態を抜け出すことができていない。一人で仕事をもらえる状態にはなっているけれど、生み出すことができていない。

今年は疑問や違和感を放置せず、躊躇なく手放して、一旦ゼロになろうと思う。

2.観たもの、聴いたもの、読んだもの📚🎬

映画『BLUE GIANT』

この作品はとにかく演奏シーン、つまり「音」が肝だと思っていたので池袋TOHO・DOLBYATMOSの劇場で観賞。前評判がかなり高かったので良い作品なのだろうなあと思ってはいたけど、素晴らしい仕上がりだった。

一緒に観ていたパートナーは、「演奏がうますぎてキャラクターの人格と分離して見えてしまった(上原ひろみ、他プレイヤーの存在が見えてしまった)」というような興味深い感想を持っていた。少し前に観たスラムダンクはもう1回観たいと思うけど、BLUEGIANTはサントラで良いかも、と。他の友人は、「楽器を始めたばかりの下手さがちゃんと表現されていてキャラそのものだった」とも。

いずれにしても、紙面上における迫力を感じながら音楽を想像していた原作読者からすると極上の2時間になると思う。

Podcast 『Project design room』

Konel出村さんのpodcast。
SANU福島さんのゲスト会。SANU立ち上げの裏話など。

後半で「月額55,000円かかるSANUのサービスは現状だと一部の余裕ある層しか利用できない。資金調達の方法などもアップデートさせながらもっと安価に幅広い層に届けたい」などとお話されていた。私も趣味や仕事で山によく行くけど、「アウトドアとか自然まわりのサービスって高すぎるよなぁ、そんなぜいたく品なのかしら?」ということ、富裕層向けのサービスばかりが拡充するとアウトドアのカルチャーにおいても格差ができると危惧していたのでこのあたりの言及は興味深かった。

コロナ禍ということもありサービス案が舞い降りてくるまでは休んだり走ったり、リラックスして過ごしていたという話も。

私も今年はもう少し走ろうかなあ。


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