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【マッチングアプリでできたアラフォー彼氏】彼の気持ちを疑わないと決めた

お疲れ様です、さかさです。

昨日は連絡をくれない彼に対して寂しい気持ちになってこんな記事をかいていました。

彼からLINEがあったのは23時ごろ。

「今週末も会えなさそう?」に対しての返事がきた。

最近、彼の気持ちに対してネガティブな妄想をしていた私。
あまり会いたそうじゃないしLINEもないし、何考えているんだろうと。
忙しかったら1週間以上も何も連絡しなくてもいいのか?とか。

彼からの返事は、
「ごめーん今週も無理そう。おかんが調子悪そうで実家が大変」
といった内容だった。

彼の状況


彼のお母さんはガン。

お会いしたことないし、ナイーブな問題なのであまり聞き出すようなことはしていないが、通院したりたまに入院したりしているので手伝いに行っている、とは聞いていた。
お母さんがガンになられたのをきっかけに実家の断捨離をはじめたようで、彼の週末の予定は、
①会社の研修②実家の断捨離③お母さんのこと④私と遊ぶ
になっている。

①会社の研修

付き合った当初は研修はまだ始まっていなかった。
付き合って翌月ぐらいに研修が始まり、2か月経過したぐらいで会う時間が一気に減った。
付き合って1~2ヶ月くらいまでは割と毎週に近いペースで会えていた。
この時期に遊びすぎたことで、研修が溜まってしまって後半に影響してきたとのこと。

仕事の時期的には年度末ということもあり、彼の仕事の忙しさはピークを迎え、連絡頻度もどんどん下がり、LINEが既読になるのも私が寝た後とかだった。

付き合い自体はそれなりにうまくはいっていたけど、知り合って割と早い段階で付き合いだしたため、思っていた彼と違う一面が見えてきたりで不満が出てきたりしていた。
今思えば、私との関係にも慣れてきて彼は普段のペースを取り戻し仕事に集中していたんだと思うが、そういう彼に対して付き合った頃と変わってきてしまったと不満をぶつけた。
彼は冷静かつ人を評価する仕事をしているので、そんな私の不満を聞き入れることなく、機嫌を伺うこともせずスルした。
間違ってるとも言わないし、ごめんねとも言わない。
こういう彼の態度にもまたイライラ。

過去の付き合いの経験でこういう態度をされたことがなかった私は、大事にされていないんじゃないかと思い始め、デートのときは彼が私のことを大事に思っているのかばかりを気にして、デート中スマホを見る頻度が増えるたび私との時間は大事じゃないのかとイライラし、だるそうにしていては楽しくないの?と何かにつけて不満だった。


②実家の断捨離

実家の断捨離ということにもピンと来ていなくて、そんなの2、3回集中したらできるんじゃないの?そう思っていた。
そういう気持ちと、①で書いたようなことで不満は蓄積されていたので、彼に一度聞いたことがある。

「実家の断捨離ってそんな時間かかるもんなん?」

普通に聞いたつもりだけど、内心不満だった。
彼は私の最近の態度からして、これに対しても不満を持っているとすぐに察知したのだろう。

彼はややイラっとした言い方で、
「ものが多すぎるからそんなん全然終わらへんよ。上の上の代からの捨てられずに残ったものがめちゃめちゃ残ってんねん!」
と言われた。

私としては、なんでこんなキツイ言い方で言われないといけないんだろうと思ってたし、返ってくると思っていた想像していた答えと違っていて戸惑った。
想像していた答えは、
「物が多すぎて全然終われへんねん(終わる終わらないはどちらでもいい)。なかなか時間作られへんでごめんなー。」
そう、謝罪みたいな気遣いの返事があると思っていた。

仕事が忙しいのも実家の断捨離が大変なのも仕方ない。
それは不満はないけど、それに対して私が寂しいと思っていても謝ることは決してないのだ。
それどころか、全然終わらへんよ!ってイラっとされるし、こちらからしたら、は?である。

でも当時の気持ちを書き起こしたら、私が不満を抱えていることがデートの時に漏れ出していたのだろうと思える。
それに加えて謝ってほしいがゆえに、不満抱えてますオーラをわざと出すこともあったなと
そういう私にめんどくさくなったんだろう。

私も私で、会えなくて寂しいのならシンプルに、
「そっか。大変やね。会えなくてちょっと寂しいわ。」
ぐらいにしておけば可愛いものの、言葉のうしろに、「は?」が潜んでいるのを彼は決して見逃していなかったはず。
こうしてだんだん彼との距離はあいていったんだろう。

③お母さんのこと

彼は多くは語らない。
お母さんがガンだということは早々に聞いていたが、どういう状態で通院していて入院していて、みたいなことは聞いていなかった。

私は比較的自分のことを何でも話してしまう。
それはときに友達も戸惑わさせるようなこともあったのかもしれない。
自分をさらけ出せる人には徹底的にさらけ出し、それが信頼している証とすら思っている。
だから心のどこかで友達や彼に対しても、なんでも言ってほしいし聞いて欲しいと思っている。

ただ、病気のこととなるとやっぱりナイーブで。
さすがの私でも、自分の病気は聞き手の友達に心配かけてはいけないと話し方も考えたし、不安な気持ちすべては話さなかった。

彼は自分をさらけ出すタイプではないし、それが信頼の証だとも思っていない
そんな彼だからお母さんの病状で不安があったとしても私には話さないし、自分で気持ちを処理していたんだと思う。

彼がデート中に楽しくなさそうだったり、どこか浮かない表情をしているなと思ったことがあった。
それは私に対しての気持ちの表れかと思っていた。
そうだった時もあるかもしれないけど、私の知らない裏側には仕事に対する悩みだったり、お母さんに対する悩みを抱えてたかもしれない。
私はとことん自分のことしか考えられてなくて、自意識過剰にもほどがある。
彼が私のことばかり考えているわけがないのだ。

④私と遊ぶ

そんな忙しい彼が私と遊ぶ時間。
それは私のためでなく彼自身の時間
①~③は何かしらの作業をしており、④の時間は自分が癒されたい時間でもあるはずだ。
それなのに、私からは不満な態度が見え隠れし、スマホを自由に触ることにすらイラつかれる。
私と遊ばずに家で何もせずゆっくりしていたい、そう思ったこともあっただろう。
そんな中でも私と会う時間を作ったのは私と会いたい気持ちを持ってくれていたからなのに、私は彼の態度をあーだこーだ言ったりしていた。

私は仕事はしているが、そんな責任あるポジションでもないし、休みの日に考えないといけないようなこともない。
両親も通院はしたりしてるが、別に命に直結するようなことは今のところない。
断捨離もしていない。
私は私がしたいように休日を過ごせるのだ。
その中に彼と過ごしたい日があることが叶わないからってイライラモヤモヤしている。
恋愛はしているが、彼と会いたいと思う気持ちの裏側に自分の思い通りにならないことだったり、彼が同じように私のことを思っていないと決めつけたり。
彼の気持ちを疑って連絡がないことや会いたいと思われてないことに不満で別れることすら考えた。
ほんと暇な思考だ。

自分の親が命に直結するような病気になったら


彼が返事に困るような悲しい気持ちを話してしまうかもしれないし、一緒にいても食欲もなかったり、うまく笑えないかもしれない。
遊んでいる最中に親になにか起きたらどうしようと思ったら、彼と会う時間を作ることにも億劫になるかもしれない。

彼は恋愛に対して不器用なところはあるが、私が思っている以上に相手のことを考えて自分の気持ちを自分で処理し、会わないでおいたほうがいい時は会わない選択をしていた。

彼の気持ちを疑う前に、自分の考えを疑う必要がある。
私の好きになった彼を疑っていいのかと。
誰しも自分と同じ考えではないし、両親ですら同じ考え方ではないんだから。

彼が週末どう過ごすか私に確認してこないことは今回が初めてではなかったため、私は、
「また自分のことしか考えてない。いつも連絡するのはこちらからだ。この先ずっとこうなのか。」
そう思っていたが、彼の状況は私には想像ができないぐらい複雑だと思う。
言葉にしない彼に対して私ができることは、決めつけることなく信頼して彼を待つことだと思った。

このときに感じた彼への気持ちを忘れないように。

読んでいただき、ありがとうございました!



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