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私たちは何のために減税活動しているのか。イベント参加者様の感想 R6.3.25

 令和6年3月23日に、川崎市で減税イベントを開催しました。当初は、救国シンクタンク自治体経営研究会セミナー(以後、救国セミナー)にアクティビストとして全出席し、川崎市議会、岩田英高議員も常連ですので、学びをぜひ地域の方や、アクティビストとシェアしたいという気持ちが高まり、開催のエネルギーとなりました。
 そこで、内容を救国セミナーの学びから、安全保障と地方自治体の税の見方、という2部構成で考えました。
 かわさき減税会のメンバーである、アスパラギンさん@asuparaginchanに第1部の内容をお任せすることにしました。
 第3回救国セミナーに参加された岩田さんや、川崎市中原区の末永議員は、後日市議会でセミナーの学びに関連したご質問をしています。議事録からその部分を掲載していただき、またより深掘りして、安全保障や自衛隊、避難計画など、川崎市ではどうなのか?という視点から、しっかりした資料を作成していただきました。
本当に感謝です!

  第2部は、事務事業評価シート、決算カードのどこを見れば、何が分かるのか、などをシェアしました。
 とりあげたのは、保育料対策事業です。これは以前、メンバーの樗礫散木さんがまとめたことがある事業です。

 1年経過して、さらにその後、を深掘りすることを考えました。
 ところが、参加者の方から、重大な指摘がありました。
「そもそも未納額がいくらだったのか分からないと、事業の決算が適切かどうか分からない。」
 確かに。。。(;^_^A
 とにかく、かなり不完全な事務事業評価シートである、ということが明らかになりました笑
 決算カードからは、減税の財源はココを見る!という話から、財調8億をまるっと財源にしても、一人1000円くらい、という話になりました。
 後から駆け付ける予定の岩田さんがご到着になるまで、皆でディスカッションしていたとき、参加者から
 「なぜ、減税活動をするんですか。一人いくら減税で戻ってくる、ってお金の話にしか聞こえないと、あまりアピールにはならないですよね。」と。
 仰る通りで、答えようとしたのだけど、色んな思いが胸に一杯になってしまって、しばし絶句してしまいました。
 戻るお金がどうなのか「たった100円、1000円か」という話でしかないのなら、今の日本でなら多忙で看過してしまう話と思います。でも、そのたった100円でも、自分が自由に使えるのか、行政から決められた枠の中でしか使えないクーポン券的な100円とでは全くその価値が違うことに、
自由に使える100円の価値の尊さに気づく道、
それが減税活動ではないか、と、やっと思いがまとまり、
泣きそうになりながらお話できました。

 後日、ややリバ通信(一国民の会 渡瀬裕哉さんとの月200円の有料チャットサロン)で、裕哉様ならどう答えるかを聞いてみました。
 減税活動は、政府や役所より自分のほうがお金を上手に使える!って主張することですよ。
という答えでした。たしかにー!表現は違うけれども、100円の価値を最大限に生かすのは、それを自分の本当にしたいことのために、自由に使ったときなのではないかと思います。そういう意味で、裕哉様と同じ意見です。

 私自身が大変勉強になった、イベントでした。
 ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

【参加者 麻生区 Aさんの感想】
第一部、国防の話題と地方自治体の組織運営が効率的ではないのではないか、という問い掛け。アスパラギンさんはお若いから、将来が楽しみ!
第二部、あやさんの具体的に減税や事業評価を行政に投げ掛ける為のブレストアプローチの仕方は非常に勉強になりました。地元選出の期待できる岩田議員と知り合えて嬉しかったです。減税会の活動に巻き込んで行きたいですね!皆さん、全力で議論が出来るから最高に楽しかったです!

【参加者 中原区 Kさんの感想】
①要らぬ負担を市民に強いている川崎市の事務事業評価
今回、最も驚いたことは、川崎市は事務事業評価を作成・公開しているが、その全体像が分からなかったことです。保育料対策事業について、昨年に比べて、保育料収入のパーセンテージと金額が増えていることは分かったが、そもそも滞納額がいくらあったかが不明でした。
そのため、回収率は昨年比で増えたと示されても、費やしたコストに見合う回収金額だったのかが判断できませんでした。
 川崎市は事務事業評価を作成しているといっても、これでは意味がないと言わざるを得ません。それこそ、役所の人件費の無駄だと思いました。作るなら、ちゃんと市民が理解できるように作るべきだと思いました。
 その事務事業評価を理解するにあたり、あやさんもかなりの労力と時間をかけられたのではないかと推測します。そうであるならば、行政の不手際によって、市民に不要な負担を強いている、とも捉えられます。

②減税の哲学とは、"自由"を勝ち取ること
もう一点、今日感動したことは、あやさんが語られた減税の哲学です。
「減税された額がたとえ100円だったとしても、その100円には価値があり、感謝して使いたい」という趣旨であった。
この言葉を受けて私は、その100円とは市民の手で勝ち取った自由の証であり、"自分の意思で使えるお金“であるから価値があるのだと思いました。
 私達は何のために減税活動をしているのか。自由を勝ち取るためという哲学は、組織としての共通言語にしたいと思いました。


 素晴らしい意見をありがとうございました!
 最も大切なことに気づかされ、
 参加者の方の知性と感性のレベルの高さに感動しました。
 本当に感謝です。
  また、お忙しい中、チャンネルくららレギュラー、月刊カレントライターの佐々木大輔さんにもご参加いただきました。減税会イベントは初参加、とのことでした。大変光栄です!
 東京からのご参加の方にも、いつも鋭いご指摘をいただいて勉強になります。岩田さんもお忙しい中ありがとうございました。次回の一般質問を楽しみにしています!

 今後ともかわさき減税会をよろしくお願いいたします。


減税あやさん
 


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