見出し画像

ワンちゃんと暮らしたい

犬との出会い

わたしが小さな頃、近所に大きな白い犬がいた。名前は太郎ちゃん。昔は放し飼いが主流だったので、太郎ちゃんも例に漏れず自由に暮らしていた。物心付いた時には、もう親友だった。小学校に上がってからも、家に帰ると太郎ちゃんとよく遊んだ。太郎ちゃんもいつも同じ場所で待ってくれていた。一緒に公園に行ったりもした。
わたしが小学校高学年になる頃、太郎ちゃんも老犬になったし、目が合ったら挨拶程度になっていた。太郎ちゃんを飼っていた建築会社がなくなり、いつのまにか太郎ちゃんもいなくなっていた。疎遠になっていった事と、最後にちゃんと会えなかった事が今でも悔やまれる。

一緒に過ごしてくれたワンちゃん達

わたしは、今まで3匹のワンちゃんと暮らした。それぞれに想い出深いし、みんな大好きだった。ワンちゃんは大好きだが、見送るのが本当に辛い。辛過ぎて、見送った後はしばらく次のワンちゃんを飼う気にはならない。毎日写真を眺めては泣いて暮らす日々になるのだ。
実は半年ちょっと前、クウちゃん(写真)を見送ったばかりだ。でも、今回はもう次のワンちゃんと暮らしたい気持ちがある。どうしてだろう?自分が年を取ったからなのか?

保護犬の譲渡会に行ってみた

今日、近くで保護犬の譲渡会があったので行ってみた。本来なら保健所送りになる子犬たちがたくさんいた。自分たちの境遇も良くわからずに、怯えた目つきで可哀そうだった。NPO法人さん達の献身的な活動にも感激したし、今の状況をどうにかしたいと動いている方々もたくさんいて、頭が下がる思いだった。
やっぱり、わたしはワンちゃんと暮らしたい思いが強くなった。
保護犬の子たちに幸あれ。日本から生体販売と殺処分がゼロになる事を心から願います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?