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★マレーシアの学校を選ぶコツ★ナーサリーとインター校幼稚部編★

こんにちは☆

マレーシアの学校を選ぶコツシリーズの、今日はナーサリー編を書きたいと
思います。


①マレーシアのナーサリーには何種類あるの?


マレーシアのナーサリーも、日本と同じで、何種類かに分かれています。
◆働くお母さんのための時間に融通が利く短時間託児メインのナーサリー
◆いわゆる日本の保育園のようなナーサリー
◆日本の私立幼稚園のようなお受験対策をしてくれるナーサリー
◆外遊びも導入したハイブリッドナーサリー
◆モンテッソーリ導入のナーサリー
◆インターナショナルスクールの幼稚部

マレーシアのナーサリーでもこのような種類に分かれていて、
お母さんの都合や、将来どういう学校にいきたいか、
短期移住したときに預け先などなど、
それぞれのライフスタイルによって、選ぶことができます。

たくさんのナーサリーがあるので、日本のような待機児童はありません。
入学する時期も自由で、料金の支払い方法もナーサリーそれぞれなので、
お問い合わせする必要があります。

また、大体のナーサリーが1歳か1.5歳から通うことができて、
満6歳までのこどもたちが通うことが可能です。

②ナーサリーってやることはどこも同じ?

それがナーサリーでもやってることが各ナーサリーそれぞれ違います。
日本でも最近採用されている、STEAMを導入したナーサリーや
日本で絶大な人気があるモンテッソーリ教育を導入したナーサリー、
七田式のような右脳を使った教材があるナーサリーなどがあり、
お子様の性格や興味があることなどから、ナーサリーを選ぶことができます。
託児系のナーサリー以外では、それぞれフォニックスを通して、ナーサリー内で読み書きをほぼ完結してくれるナーサリーもあります。
またインターナショナルスクールのエレメンタリーの入学を視野にいれている場合、ナーサリーがインターナショナルスクールに対して推薦状を英文で
書いてくれて、過去2,3年分の成績表をつけてお受験対策をしてくれる
手厚いナーサリーもありますので、お子様の将来通わせたい学校や、
家族のライフスタイルに合わせて、ナーサリーを選ぶことができます。

③ナーサリーとインターナショナルスクールのキンダー(プレップ)メリットデとメリット

ナーサリーとインターナショナルスクールのキンダー(プレップ)の違いは
ほぼ日本と同じすみ分けです。
基本的にナーサリーは保育園、インターナショナルスクールのキンダーは
私立一貫教育の中の幼稚部といったかんじです。
以下、ナーサリーとインターナショナルスクールのキンダーの
メリット・デメリットをまとめてみました。

◆ナーサリーのメリット

  • 開始時時間がインターのキンダーよりは遅めで、帰りの時間も遅めで、

  • 基本親の都合に合ったナーサリーを選べる、

  • また18時まで預かってくれるナーサリーもあれば、

  • 延長料金を払えば、長めに預かってくれるナーサリーもあります。

  • スナックタイム(10時頃と15時頃のおやつタイム)と、
    給食もでるので(ローカルフード)、水筒に水を入れてもって
    学校に行けばいいので、準備が楽。

  • 長期休みがほとんどないナーサリーもありるので、
    働くお母さんを対象にしているナーサリーほど、夏休み冬休みなどの
    長期ホリデーは設けられていないので、(学校によって違います)
    仕事を優先にできる。

  • インターナショナルスクールのエレメンタリーに入学するための
     お受験対策などをしているナーサリーで、すににフォニックスによる
     簡単な読み書きや、簡単な足し算引き算、またできる子に対しては、
     掛け算割り算も教えてくれるナーサリーもあります。
     もちろん子供によって対応が違い、そのような希望は学校側には、
     だせませんが、あくまでも対象の子に可能性があった場合、
     きちんとその子の様子を見ながら対応してくれます。
     ※全員が全員、進んだ教育をすることはないですし、ナーサリー側から  強要することもありません。

  • 待機児童がほぼなく、次期関係なく入学できます。日本のように待機児童というものはほぼないです。人気のナーサリーで枠が埋まっていた場合は、何か月がの待機はある場合もありますが、コロナ以降は特にナーサリーによる待機児童もほぼいません。またタームが分かれてはいますが、基本的に時期に関係なくいつでも入学可能です。

  • インターナショナルスクールのキンダーよりも学費が安い

 

◆ナーサリーのデメリット

  • 先生の質が様々なところが多い。ナーサリーの先生は特に資格もなく働けるところもあるので、先生の質は様々で、通ってみないとわからないことも。

  • 1歳の子と6歳までの子が狭いナーサリーに同じ時間いることになるので、6歳児によってはすこし抵抗があったり、親御さんもお子さんに、幼い場所と感じてしまう場合も。

  • 基本的に1歳ごろから満6歳まで通うことができますが、4,5歳でほどんどの子がインターナショナルスクールかパブリックスクールかへの入学でナーサリーをやめていく子が多いので、ナーサリーに残る選択した場合は4.5歳の子供たちの人数の割合が減り、お友達が少なくなる可能性も。


◆インターナショナルスクールのキンダー(プレップ)のメリット

  • キンダー(幼稚園)からセカンダリー(中高生)までの一貫教育なので、先生やお友達の入れ替わりがほとんどない。

  • キンダーからインターナショナルスクールに入っていれば、そのまま入学テストもなく、エスカレーター式にエレメンタリーに入学できるため、エレメンタリーの途中からインターナショナルスクールに入るよりも、圧倒的に簡単に入学できる。

  • セカンダリー(中高生)の校舎と併設されているので、校舎が広く、グラウンドも使えるので、活動範囲も広く、エレメンタリーの子とも交流があるので、生活の中での経験が多い。

  • 世界基準の教育に乗っ取った教育をしているので、自主性や自由な発想、個人のアイデンティティーの重要性、のびのびとした環境で感性を養ったり、五感の刺激を大切にしたり家族の時間や、家族の言語(母国語)も大切と考えた教育をする。
    ※Inquiry(探求学習)これについては今後記事にしていきたいです。
      
      

◆インターナショナルスクールのキンダー(プレップ)のデメリット

  • 基本的にエレメンタリーと同じ時間に始まるので、朝が早く、お昼を食べたら基本帰宅するので帰りが早い。

  • 学費が高い。学費が高いナーサリーと同じ学費のインターナショナルスクールもありますが、基本的にはナーサリーよりは高額。

  • ホリデーがく、サマーホリデーは1.5か月から丸2か月で、ウィンターホリデーは2.3週間。さらにスクールホリデーもあるので、高額な学費を払っているのに休みが多く感じられることも。

  • メリットにもありましたが、自主性や自由な校風なため、個々の勉強スキルを伸ばすというよりは、感性やアイデンティティー、自主性や個性を大事に教育していくので、お勉強はゆっくりです。ネイティブの子以外の子は、塾にいかせたり、家庭教師をつけたりしている、アジア人はたくさんいます。※それが良いのかなどはまた今後の記事に書きますね。

  • 出席日数や遅刻早退などが本人の授業態度などにかかわってくることもいわゆるインターナショナルスクールは中高一貫校なので、出席日数や遅刻や早退も、ナーサリーをよりは管理されるようになるのであまりにも欠席や遅刻が多いと指摘がある可能性もあります。

④まとめ

以上、ナーサリーとインターナショナルスクールのキンダーで、
メリットとデメリットで分けてみましたが、
ご家庭の事情や、子どもにどんな教育をさせたいか、
また子こどもの性格を考慮して選ぶことができるので、
選択肢も広がって、学校選びもたのしくなりますね。

このメリットデメリットを読んでいただき、
たくさん現地で見学をしてみて、
良いと思った場所に入学できるといいなと思っています。

読んでいただきまして、ありがとうございました。



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