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超びびりな私が台湾で地震にあった。


旅行から帰ってきてから、
ちょっとずつ書いていたのに、いたのにいたのに。

下書き保存していたはずなのに、なのになのに。
今朝、すべてが消えてくれたーーー。

上を向いて涙を流したくなるような気持ちでしたが…

気をとりなおしまして、

4月2日から、家族と台湾に行ってきました。
4月3日の地震には台北市内であいました。

今日は、びびりな私がその時感じたことを書いてみたいと思います。

地震!

2024年4月3日午前8時ごろ、朝食を食べにいこうと準備をしていた時に、揺れを感じました。

しゃがんで足を踏ん張る姿勢になったこともあったのは5階にいたからでしょうか。

「うそうそうそー!」とびびりな私はドアを開けたり、窓が開くかを確認したり(開かなかった)していると、

結構な揺れがきて、
隣の部屋にいた娘が不安そうにかけこんできました。

窓の外を見ると、立ち止まる人たちがあちこちを見回しています。

部屋の外でも、英語や現地の言葉が飛び交っています。

「え?もしかして結構大きいことになる?」と、
とりあえず、金庫からパスポートを出して、
水やお菓子と一緒にリュックに入れる私。

しばらくして、おさまった様子だったので、
隣の部屋の夫と合流して、部屋にいてもね、とのことで朝食会場に行くことに。

夫は揺れた時もそれからも仕事をしていたようで、長男にいたっては夢の中。

「誰かが僕を起こそうと、ベッドを揺らしてる~」と思っていたそうです。

肝のすわった夫と、お気楽な長男に「おいおーい」とつっこみをいれつつも、ちょっと気持ちがほぐれました。

その後、朝食会場に行くと、あれあれびっくり。
誰もかれもが日常モードじゃございませんか!

リュックをかかえている人なんて私くらいでした。

「え、地震こわくなかった?え?たいしたことなかったの?」
と「?」がたくさん浮かんできた私の頭の中。

でも、いいのいいの。
もしここで何か起こったときに後悔することを思えば
私はこれでいいのよ、と自分をなだめました。

ありがとう「たびレジ」

その後、部屋に帰ると、家族や友達から電話やLINEがきて、ありがたいなーと感じました。

そして、

日本を出発する前日に、特に考えもせずに登録した「たびレジ」から

LINEに、

・状況
・参考になるホームページやアプリ
・もし被災した時の連絡先

が送られてたのです。

台湾の言葉も話せない、土地勘もない、
何よりびびりの私には
とんでもなく心強く思えました。

日本、ありがとう!WiFiもありがとう!

今後も、海外を旅行する際には絶対にいれていこうと思いました。

それから、

・窓の開閉の確認(今回、開けられなかったんです)、
・避難経路の確認

は必ずしようと決めました(反省)。

午後は観光にいけたよ

その後は大きな揺れを感じることもなく、
でも、びびりの私がいるし、子ども達もあまりのってこなかったので
予定を近場に変更。

だだっぴろい広場が私の心を落ち着かせてくれた中正紀念堂
(衛兵交代式も観れて感激)、

高さ508メートルあるものの、
いろいろなことを想定して建てられているであろうという
勝手な解釈で台北101

に行ったり、

時々頭上を見上げながら歩いたり(古そうな建物が多いので)、台湾シャンプーをしたりして1日を終えました。

物足りなさを感じるものの(びびりなのにね)、
心穏やかに1日を終えました。

地震の被害が大きかった花蓮は、東京と静岡の三島くらいの距離感だそうで、

私が見た限り、台北市内は観光している人も多かったし、日常生活と変わらない様子だったような気がします。

変化する台湾と変わらない台湾の人

今回20年ぶりくらいに台湾に行ったのですが、
そして街の様子の記憶もあまりないのですが
当時とは雰囲気が違っていたような気がします。

まず桃園空港から乗ったMRTの車窓からの景色にびっくりしました。

高くてきれいな建物が、これでもかってほど並んでいるし、建設中のところもたくさん!

同じく20年ほど前に行った当時の上海が、まさにそんな感じで、台湾はこれからどんどん発展していくのかと感じました。

MRTの駅も電車内も快適で、日本のメトロにとてもよく似ていました。

日本のガチャガチャがたくさんあったり、
吉野家、くら寿司、モスバーガー、サイゼリヤ、無印良品など日本企業のおなじみの看板もたくさん見ました。

20年前の記憶は少ししか残っていないのですが、「変わっていない」と思ったのは、台湾の方たちの温かさ!

日本語を使おうとしてくれたり、駅の地図を見ている私たちを目的地まで案内してくれたり、
日本の私たちの住むところを「お肉が有名なところですね」と話しかけてくれたり、

これって、日本人が日本で海外からの方と接したときとまるで同じじゃないかな、と心が温かくなりました。

そんな台湾。

まだまだ地震の被害が深刻なところもあるし、
支援金も集まっていると聞きます。

自分なりにできることを考えながらも、やっぱり現地に行って台湾を楽しむことが、一番喜ばれることなのかもと思った今回の台湾旅行でした。


末っ子が当選して(結構当たるとか)、NTS 5,000(約2万円ちょっと)をいただきました。

台湾到着の7日前から1日前までに登録して、台湾の空港の到着ロビーでQRコードを見せて抽選。事前の登録と、入国時の抽選をお忘れなく、です♪


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