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「人からの評価が生きがい」だった私だからこそ、「自分の想いを大切に」生きる人を増やしたい


中学受験も高校受験も誰もが知っている有名私学だけを受けた。就活のときはネームバリューのある大企業しか受けなかった。


そう。ずっと私は、世間的に「良い」とされる道を選んできました。自分の中でそれらしい理由はつけてきたけれど、大前提に「人から認められる」ということがあり、それをクリアした狭い範囲の中から選んでいたにすぎませんでした。

でも、あるできごとがきっかけで、「他者からの評価」よりも、「自分の想い」を大切にしたいという考え方に変化し始めました。だから今は、世間体や外部基準よりも、「自分がどうしたいのか」ということを大切にし、自分の理想を追いかけ始めています。



とはいえ、そんな簡単に人間変われないィ〜〜、、、という感じで、やっぱりまだまだ人からの評価を気にしてしまう自分がいます。
このnoteを公開するのも、すごく悩んで、躊躇して、10日間くらい寝かせてしまいました。。🛌(寝かせると美味しいはずのカレーでも、10日間経つとさすがに… くさるよね… わたしのばかやろう…)

そして、華麗にビフォーアフターしたかったけれど、「外部評価を気にする自分」と、「ありのままの自分の想いを大切にしたい自分」が混在しているのが事実…🌝🌗🌚
45:55ぐらいの僅差で、やっと「自分の想い」が勝つことが増えてきた状態です。



でも、いつまでもこんな状態でいたくないし、私はもっと自分の想いを大切にできるようになりたいです。
だから、「外部基準にとらわれない自分の軸を持ち、自分の理想を叶えられるようになる」ためのサービスを、自ら作ろう
と考えました。

また、わたし以外にも、「外部基準で生きてきたから、自分のやりたいことがわからなくなってしまった」とか「他の人の生き方と比較してしまってもやもやする」みたいな人って、いるんじゃないかなあ、と思います。
そういう人の力になりたいし、渦中にいる私だからこそ、つくれるサービスがあるかもしれない…!と考えています。


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● サービス概要

-  サービス名は、「day moon cafe」
-     ミッションは、「外部基準にとらわれない自分のものさしを持ち、心から望む生き方を選ぶ人を増やす」
どんな人も参加しやすい、カフェ形式のサービスにしたいと考えています。

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「周囲のノイズで、自分の本心が見えなくなってしまった人の気持ち」を「周りが明るすぎて見えない day moon」に例えています。

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初めは、ポップアップ形式で開催し、ゆくゆくは固定の場を持つ予定です。

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ちなむと、既に1回目のポップアップは開催中です。
とっても広くてきれいな、アートギャラリー併設のカフェで行っているので、みなさんよろしければ遊びに来てください。
(noteの公開前うじうじしてたから、会期けっこう長かったのに、もう終わりかけ… わたしのばかやろう2回目…)

-   場所:寺田倉庫「WHAT CAFE」

-   日時:12/19-1/11まで(12/29-1/3閉館)

-   時間:11:00-18:00

-   アクセス:天王洲アイル駅から徒歩5分


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ポスターやパンフレット、キャプションなどは、全て自分で制作しました。夜な夜な悩みながら作ったので、もはや愛しいな…!

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ここからは、「サービスを作ろうと思った背景」と「変化できた理由」を説明します。


1.   なぜ外部評価が基準になったのか

たぶん外部評価を気にし始めたのは、2歳後半から。
ある日、祖母がひらがなを教えてくれ、スラスラと読めるようになりました。祖母も両親も保育園の先生もほめてくれて、嬉しかったし、なんだか自分が誇らしかったことを覚えています。

こんなささいなきっかけから、褒められることが、私の中で重要なことになりました。

エレクトーンの発表会では、「こうしたら賞がもらえるだろうな」と意識して賞を取りました。読書感想文も、図工も、書写も、自由研究も、同じようにして、たくさん表彰状をもらいました。また小6から塾に通いだし、毎週、成績順に並んで座るという経験から、「決められた基準やゴール」を目指すということに、拍車がかかりました。

評価基準を把握し、きちんと応える。そうすると、高く評価され、周りの人たちが喜んでくれる。褒められるのは、自分の存在価値を感じられる瞬間であり、すごく満たされた気持ちになりました。そして、それこそが私の喜びやモチベーションであると、信じて疑いませんでした。

社会人になっても同じように振るまい、たくさん賞状とトロフィーをもらって、「充実した人生を送れているなあ。うまくいってるなあ」と感じていました。


2.   変化のきっかけ①     自由に生きる人々

そんな私の変化のきっかけは、夫です。
彼は「全ての人に居場所をつくりたい」という想いで、様々な事業を考え、試行錯誤していました。
(付き合ったばかりの頃は、マッチングビジネスを検討していて、Tinderを使ってユーザーヒアリングをしていました。笑 デートの移動中にTinder使う系彼氏🐈)


彼は、自分の意志に従って自由に生きる人で、もともとは会社の同期でしたが、今は会社を辞め、日替わり店長のバーや、小商い支援事業を行っています。

そして、夫の周辺には自由に生きる人がたくさんいました。
会社員SEとして17年間勤めた後に突如コーヒー屋を始めた人、編集の仕事の傍ら小さな古書店を営む人、広告制作会社で働きながらラッパー活動に勤しむ人、東京から長野に移住する人、などなど。

それを見て、「ああ、やっぱり一度きりの人生なんだから、もっと自分がやりたいように生きたいな。」「私は、このまま周囲の人の期待に応え続けるだけで本当にいいのかな?」と思い始めました。


とはいえ、20年以上従ってきた価値観をいきなり変えられるはずもなく、、、「でも自分は、そんな生き方に切り替える勇気がないし、あれは選ばれた人の話だ。気にするのはやめよう。」と無理矢理自分を納得させる日々でした。迷いを打ち消すために、目の前の仕事に邁進しました。



3.   変化のきっかけ②     未来を考える

そんなある日、夫から「3年後と15年後の理想の1日をそれぞれ書こう!」と提案されたので、「うんうん。やってみよう!」と乗りました。


でもいざ紙に向き合うと、スラスラ書く夫とは対照的に、頭を抱え込む自分…
「あんまり深く考えたことがなかったぞ… ぜんぜん具体的なイメージが湧かない…」と焦り始めます。

何も書かないわけにはいかないので、絞り出したものの、「3年後は子どもがいて、仕事は転職してるかも…?毎日1回は、家族全員そろって食卓を囲めたら嬉しいかな?」くらいのフワッとしたことしか出てきませんでした。しかもこれは、自分が心から望むことではなく、何となく一般的な幸せを並べただけの内容。

そんな私の気持ちを露ほどもしらない夫は、「あやちゃんって、こういう人生がいいんだねー!俺は朝◯時に起きて、午前中にこの打ち合わせとこれとこれしてー」と、話を進めていきます。

私は曖昧な相槌を打ちながら、心の中では、「本心からこの未来がいいとは思えない。けど、他の選択肢も出てこないし…… もうこれ以上聞かないで…」という気持ちでいっぱいでした。
頭の中がぐちゃぐちゃになっていたので、ハッキリとは覚えていませんが、「ちょっと具体的なイメージがまだ湧いてないし、今日はもうやめよう。」と自分から言って、その時間を終えた気がします。

その後も、「自分のことなのに分からないなんて… このまま生き続けたらどうなるんだろう…?」と、みじめさや、悔しさや、ショックな気持ちが、胸の中で渦巻いていました。
外出しても、ベッドに入っても、ずっと「自分はどうしたいんだろう?」「いまの延長で、ずるずる過ごす人生でいいのかな?」という疑問が、頭から離れませんでした。


何の気なしに、夫が発した言葉が深く刺さり、今まで大切にしてきたはずのものが、一気に色褪せて感じられたのです。
この日を境に「自分はどう生きたいのか?」「自分にとっての幸せとは?」ということを、真剣に考え始めました。
この問いを何度も反芻し、内省した結果、生き方を変えたいという、想いに行き着きます。


そして変化した自分の考え ─── 「もっと自由に生きたい」「あれもこれもやってみたい」ということを夫や家族にしたら、予想以上にすんなりと、「いいね!」「すてきだね!」という反応が返ってきました。
それが後押しとなり、今に繋がっています。


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この後、「どう生きたいか?」という具体的なイメージを持つまでは、小さな行動と内省を繰り返し、形にしてきたのですが、ここに書くと長くなってしまうので、また別の機会に!
(小出しにしておくと、職種を変えたり、デザインスクールに通ったり、ZINE作ったり、VJに手を出したり、ケータリングしたり、、、本当に試行錯誤してきました。)


4.   変化できた理由

整理すると、この3つかな?と思います。

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① ビジョンを持つ(未来を考えるきっかけとなる問い+様々な生き方/価値観を知る→選択する)
② 仲間がいる(自分らしい生き方を実現しようと走っている人たちが近くにいる)
③ 肯定してもらえる居場所がある(成果を出さなくても存在価値を認め、応援してくれる人たちがいる)


なので、サービスにはこの要素を盛り込む予定です。でもこれはあくまで仮説なので、実験と分析を繰り返すうちに変わるかも!


5.   おわりに

ここまで読んでくださった方には、本当に感謝しています!
自分の気持ちをこんなに長い文で書いたのは久しぶりで、悩みに悩みました。。なんだか堅くなってしまった気もする…🦔🦔

初めに書いたように、まだまだ葛藤しているので、もしこれを読んで少しでも共感してくださった方は、「応援してるよ!」とか「いいじゃん」とか「何か手伝えることあれば!(わたしの願望🥺)」など、何らかの反応をいただけたら、本当にうれしいです…!支えになります。


あと、今月から新しくInstagramアカウントを開設したので、フォローしてもらえると有り難いです!🕊
@day_moon_tokyo

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おわり

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